IN1808シリーズ

8入力4K/60対応シームレスプレゼンテーションスイッチャー
主な特長
  • DisplayPort、HDMI、およびオーディオソースに対応
  • 新開発のVector™ 4Kスケーリングエンジンン
  • 最大解像度4K/60、4:4:4カラーサンプリングに対応
  • ロゴの挿入
  • トランジション効果を選択可能なシームレススイッチング
  • オートスイッチング機能
The Extron IN1808シリーズ
製品名 機能・説明 製品番号
 IN1808 スタンダードモデル 60-1615-01
 IN1808 IPCP Q SA コントロールプロセッサー、ステレオパワーアンプ 60-1615-92
 IN1808 IPCP Q SA with LL コントロールプロセッサー、ステレオパワーアンプ、ユーザーインターフェイスアップグレードLinkLicnse 60-1615-92A
 IN1808 IPCP Q MA 70 コントロールプロセッサー、70 Vモノラルパワーアンプ 60-1615-93
 IN1808 IPCP Q MA 70 with LinkLicense コントロールプロセッサー、70 Vモノラルパワーアンプ、ユーザーインターフェイスアップグレードLinkLicense 60-1615-93A
 IN1808 IPCP SA コントロールプロセッサーおよびステレオパワーアンプ 60-1615-02 生産完了品
 IN1808 IPCP SA with LinkLicense コントロールプロセッサーおよびステレオパワーアンプ、LinkLicense UIアップグレード 60-1615-02A 生産完了品
 IN1808 IPCP MA 70 コントロールプロセッサーおよび70 Vモノラルパワーアンプ 60-1615-03 生産完了品
 IN1808 IPCP MA 70 with LinkLicense コントロールプロセッサーおよび70 Vモノラルパワーアンプ、ユーザーインターフェイスアップグレードLinkLicnse 60-1615-03A 生産完了品

エクストロンのIN1808は、最大解像度4K/60、4:4:4カラーサンプリングの信号に対応するスケーラー内蔵8入力シームレスプレゼンテーションスイッチャーです。最高画質が求められる用途に対応するために開発された、エクストロンの特許取得済みVector 4Kシームレススケーリングテクノロジーを搭載しています。DisplayPortおよびHDMI入力を装備しています。また、出力はHDMIおよびDTP2から同時出力、4K/60ビデオ、オーディオおよび制御信号を1本のシールド付きCATxケーブルで最長100 m伝送可能です。エクストロンのIPCP Pro xiコントロールプロセッサーおよび100 W Dクラスパワーアンプを搭載したIN1808 は、システムに必要なすべての機能を提供するソリューションです。プロAVシステム向けに設計されたIN1808は、高画質、高速で確実なスイッチング、ProDSPオーディオプロセッシング、シームレスビデオトランジション効果、ロゴ挿入およびHDMIループアウト出力を装備しています。

Vector 4Kスケーリングテクノロジー

IN1808は、エクストロンの専任研究開発者によって作成されたエクストロン独自のVector 4Kスケーリングエンジンを搭載、クラストップの高画質なアップおよびダウンスケーリングを実現します。Vector 4Kエンジンは、30ビットの高精度処理で最高のスケーリング性能を実現するための新たなイメージ処理アルゴリズムを実装しています。これにより、標準解像度やHD解像度信号をシャープで鮮明に4Kにアップスケールすると同時に、イメージの重要なディテールを保ちながら4Kソース信号を非4Kディスプレイ用にダウンスケールします。

IN1808は様々なトランジション効果を使用可能、プロフェッショナルレベルのソーススイッチングを実現します。シームレスフリーズ/カット、フリーズ/フェード、カットスルーブラックおよびフェードスルーブラックのトランジション効果に対応しています。さらに、会社のロゴ等のカスタムグラフィックをビデオ出力に挿入可能です。FILLおよびFOLLOWモードを選択してビデオ出力のアスペクト比を制御可能です。FILLモードはフルスクリーン出力を行い、FLLOWモードは入力信号のオリジナルのアスペクト比を維持します。

デジタルツイストペアエクステンダー搭載

IN1808は、DTP2入力2系統およびDTP2ミラー出力1系統を装備しており、DTP2トランスミッターやレシーバーとの間で、4K/60 4:4:4信号を1本のシールド付きCATxケーブルで最長100 mまで伝送可能です。

DTP2入力2系統は、会議テーブル、演台、持ち込みPC用のコネクターが設置された壁等の離れた場所にあるDTPトランスミッターから信号を受信することができます。DTP2ツイストペア出力により、ラックに設置されたIN1808から、壁付けのフラットパネルディスプレイの背面、または天井に取り付けられたプロジェクターの上方等に設置されたDTPまたはDPT2レシーバーに信号を伝送することが可能です。DTPトランスミッターおよびレシーバーは、ラックマウントやウォールプレートモデル等をラインアップ、用途に応じて様々な設置方法に対応可能です。

DTP2入出力はシステムインテグレーションに便利な、設置を容易にする機能を含んでいます。コントロールシステムからの双方向RS‑232およびIR信号を、1本のシールド付きCATxケーブルでAV信号と同時に伝送し、ソースまたはディスプレイ機器を制御することが可能です。さらに、IN1808は、同じシールド付きCATxケーブルによりほとんどのDTPやDTP2トランスミッターおよびレシーバーに電源を供給することが可能、効率的なシステム設計と設置を可能にします。IN1808のDTP2出力は設定により、デジタルビデオ、エンベディッドオーディオおよび双方向RS‑232/IR制御信号をHDBaseT対応ディスプレイまで最長100 m伝送可能です。

IN1808は、XTP CrossPointマトリックススイッチャーと使用することが可能です。これは、AV信号の集中配信インフラと、ローカルでAVスイッチングやプロセッシングを行う多数のプレゼンテーションルームが存在する施設規模のAVシステムに最適です。部屋に設置されたIN1808は、メイン機器ラックまたはキャビネットに設置されたXTP CrossPointマトリックススイッチャーと接続して、共有AVリソースにアクセスしたり、部屋から施設内の複数の場所へプレゼンテーションを伝送したりすることが可能です。

総合的なEDID管理

AVシステムが設計通りの性能を発揮するためには、ビデオソースおよびシンク機器間のEDID通信の適切な管理が不可欠です。EDIDの適切な管理により、ソース機器がビデオおよびオーディオ信号をディスプレイ機器の性能に最適なフォーマットおよびパラメーターで出力することが可能になります。EDIDの管理を誤ると、最適なビデオやオーディオが出力されなかったり、画像が全く表示されなかったりする場合があります。IN1808は、エクストロン独自の一連のツールおよび機能によりEDIDのフル管理が可能です。EDID Minder機能は、任意のビデオ入力に使用可能なEDIDライブラリーを提供します。EDIDデータを、接続しているディスプレイから取得したり、ユーザーがアップロードしたりすることも可能です。EDID MinderはPCSソフトウェアから容易に管理可能です。また、EDIDファイルの表示および編集が可能な、Windows用ユーティリティーソフトウェアEDID Manager 2.1を無償でダウンロードいただけます。このソフトウェアをお使いいただくと、ビデオフォーマットの最適化、カラーサンプリングやビット深度の設定およびオーディオ機能に関する調整が可能です。編集したファイルを保存してライブラリに追加し、システム内の機器に容易に使用することができます。

ProDSPによるオーディオの統合およびパワーアンプ搭載モデル

ビデオ信号のスイッチングおよびスケーリングに加えて、IN1808は、オーディオシステム統合の中心的な役割を担います。IN1808のすべてのモデルは、DMP 128 PlusやDMP 64デジタルオーディオプロセッサーと同じフル機能の高性能オーディオシグナルプロセッサーを搭載しています。エクストロン独自のProDSPは高性能な64ビットフローティングポイントDSPエンジンをベースに全てを新規設計、広いダイナミックレンジに対応しクリッピングを防止します。ProDSPは24ビット/48 kHzサンプリングの高性能オーディオコンバーターを採用、原音に忠実な信号処理を実現します。ProDSPを装備したIN1808は、ダッキング、フィードバックサプレッション、ダイナミクス、イコライザー、ディレイおよびファントム電源供給機能により、オーディオのエンベッド/ディエンベッド、マイク/ラインミキシングの多彩な制御が可能です。

IN1808には、複数のパワーアンプ搭載モデルをご用意しています。IN1808 IPCP SAモデルは50 Wx2 (4 Ω時)、25 Wx2 (8 Ω時)ステレオパワーアンプを搭載、IN1808 IPCP MA 70モデルは100 Wx1 70 Vモノラルパワーアンプを搭載しています。両モデルには、エクストロンの独自の高効率Dクラスパワーアンプデザインおよび特許取得済みCDRS™ (Dクラスリップル抑制)テクノロジーが採用されています。CDRSは、入力信号に忠実でスムーズでクリーンなオーディオを出力します。

高性能コントロールプロセッサー搭載モデルをラインアップ

IN1808 IPCP Qモデルは、セキュアな3ポートAV LAN専用スイッチおよび標準イーサネットポート1系統を装備した、IP Link® Proコントロールプロセッサーを搭載しています。AV LANネットワークスイッチポートは、AV機器の制御専用で、外部からのアクセスや侵入からAV機器を保護します。高い処理能力と多数の制御ポートを装備、すべてのソース機器やディスプレイ、照明、ブラインド、スクリーン、在室センサー等を含むAVシステム全体を制御可能です。TouchLink® Proタッチパネルを、様々なスクリーンサイズの卓上型、ウォールマウント型およびCable Cubby®ケーブル収納ボックス型の幅広いラインアップからお選びいただけます。TouchLink Proタッチパネルを、内蔵LANポートに接続するだけで完全なAVコントロールシステムを構築可能です。

IPL EXP I/Oシリーズコントロールシステム拡張インターフェイスと使用可能、コントロールポートや機能をシステム内の必要な場所に容易に追加することが可能です。ネットワーク経由で制御、監視、アクセスが可能です。これらのコンパクトなコントロール拡張ソリューションは、いずれも堅牢な1U高、1/4ラック幅の筐体に収容、各種ポートと取り付け方法を提供します。

eBUS®ボタンパネルを、IN1808 IPCP Qとご使用いただけま���。システム統合に便利なeBUSテクノロジーは、システムの拡張性と設計の幅を広げ、将来のアップグレードにも対応可能な独自のデジタルバスアーキテクチャーを採用しています。TouchLink Proタッチパネル同様、eBUSボタンパネルはあらゆるIPCP Proシリーズコントロールプロセッサーと組み合わせて、小規模システムの専用インターフェイスとして使用することが可能です。また、より高度なコントロールシステムが必要な場合は、他のボタンパネルやタッチパネルと組み合わせて使用可能です。

他のエクストロンのコントロールシステム同様、IN1808 IPCP Qは、Global Configurator®ソフトウェアを使用して容易に設定が可能です。Global Configuratorの最新バージョンは、条件付きロジック、ローカル変数およびマクロ等の強力で高度な機能を備えています。多機能なIN1808 IPCP Qは、システムの電源オンやソース選択からビデオ会議の管理に至る複雑な操作まで、様々なシステム制御の用途に使用可能です。

Global Configurator Professionalは、IN1808 IPCP Qを別のIP Link Pro xiプロセッサーとまとめて大規模なコントロールシステムを実現するコントローラーグループ機能により、いまだかってない拡張性を提供します。この機能を複数のシステム、部屋または各国に分散した施設の制御にお使いいただけます。従来のIN1808 IPCPは IP Link Proとのみグループ化が可能です。また、サーバーベースのGlobalViewer® Enterpriseを使用すれば、施設、建物、キャンパスまたは世界各地の事業所に設置したIN1808 IPCP Qシステムの監視および管理が可能です。GlobalViewer Enterpriseは、中央からの強力な施設規模のスケジュール、監視およびヘルプデスク機能の実現を可能にします。

LinkLicense®を使用すれば、容易に低コストでエクストロン製品に強力な機能を追加可能です。ユーザーインターフェイスアップグレード用LinkLicenseを購入して、IN1808 IPCP Qと使用すれば、モバイルデバイスやPCをメインの制御インターフェイスとして使用可能です。これによりAV制御方法を拡大して、BYOD (Bring Your Own Device)の利便性を向上することが可能です。LinkLicenseはユーザー毎のライセンスではなくコントロールシステム毎のライセンスを採用しているため、後からの追加コストは発生しません。

ローカルおよびリモート機器に対する多彩な操作方法

フロントパネルボタンと分かりやすいオンスクリーンメニューにより様々な機能に素早くアクセスが可能です。USB、RS‑232およびイーサネットを通じて設定および制御が可能です。さらに、分かりやすいGUIを備え、操作が容易なエクストロンのPCS - 製品設定用ソフトウェアを使用して設定が可能です。このソフトウェアにより、短時間でセットアップおよび設定を行い、リアルタイムで操作や監視を行うことが可能です。また一度に複数台のエクストロン製品の設定を行うことが可能です。