エクストロンスケーラー&シグナルプロセッサー

KNX

エクストロン & KNX - コントロールシステムとBMSの効果的な統合

KNXは25年以上にわたり使用されている、住宅およびビル制御のための国際規格です。KNXシステムは、ルームおよびビルオートメーション用のセンサーとアクチュエーターで構成されたバスシステムです。KNXテクノロジーにより、照明システム、シェード、空調制御など、さまざまなビル管理分野の集中制御が可能になります。

一般的なビル管理システム(BMS)では、照明スイッチや調光スイッチ、在室センサー、サーモスタットなどのKNXセンサーが情報をバスに送信します。センサーはバスを介してアクチュエーターと通信し、調光器、ブラインドを制御するシャッター、リレー、空調制御装置などを制御します。

ビル管理システムが高度化する中で、AV制御システムの適切な連携と統合がますます重要になっています。

エクストロンコントロールシステムとKNXの連係方法

KNXシステム内の機器はKNXバスを介して通信を行うため、エクストロンコントロールシステムを最も容易に接続する方法は、RS-232またはイーサネットインターフェイスを装備したゲートウェイを使用することです。

KNXゲートウェイは、制御信号をKNXバスに送信するとともに、KNXデバイスのステータスに関するフィードバックを受信します。これにより、AVルーム制御システムのグラフィカルユーザーインターフェース(GUI)からの操作が可能になります。

KNXシステムとエクストロンコントロールシステムの統合例

以下の図は、さまざまなセンサーとアクチュエーターを備えたシンプルなKNXシステムが、エクストロン制御システムと統合されている様子を示しています。

KNXシステム図

KNXビル管理をGlobal Configuratorのプロジェクトに容易に追加可能です。

エクストロンのコンフィグ方式により、既存のKNXビルオートメーションシステムとの統合が容易になります。Global Configuratorソフトウェアにより、温度、シェード、シャッター、調光器を監視・制御するアクションを簡単に割り当てることができます。

KNXゲートウェイの追加は容易に可能

選択したKNXゲートウェイのデバイスドライバーを指定し、制御プロジェクトに追加するだけで完了します。これで、必要なKNXシステム機能を制御したり、ビル管理システムからリアルタイムのフィードバックを受信したりするためのアクションをユーザーインターフェースに追加する準備が整います。

KNXゲートウェイは、制御信号をKNXバスに送信するとともに、KNXデバイスのステータスに関するフィードバックを受信します。これにより、AVルーム制御システムのグラフィカルユーザーインターフェース(GUI)からの操作が可能になります。

Global Configuratorの設定で必要なグループアドレスを設定することで、KNX制御を実現します。

対応する機能は選択したゲートウェイによって異なりますが、一般的にはオン/オフの切り替え、特定の値へのスケーリング、調光、サーモスタットの設定が含まれます。KNXシステム内のデバイス間の通信は、グループアドレスを使用して行われます。グループアドレスは、各機能を番号で管理する方式です。必要なアクションやフィードバックをGlobal Configuratorで設定するには、KNXシステムインテグレーターからグループアドレスの一覧を取得する必要があります。

例: KNXグループアドレスリスト

メイン (機能) ミドル (部屋) サブ (説明) アドレス タイプ 機能
照明スイッチ     1/-/-    
  ルームA   1/1/-    
    照明 1 (スイッチ) 1/1/1 1ビット オン/オフ
    照明 1 (調光) 1/1/2 3ビット アップ、ダウン、ストップ
    照明 2 (スイッチ) 1/1/3 1ビット オン/オフ
    照明 2 (調光) 1/1/4 3ビット アップ、ダウン、ストップ
照明スケーリング     2/-/-    
  ルームA   2/1/-    
    照明 1 (スケーリング) 2/1/1 8ビット スケーリング
    照明 2 (スケーリング) 2/1/3 8ビット スケーリング

Elka/Insta KNX RS232/RS485-IPゲートウェイを使用した構成例

Elkaゲートウェイ用デバイスドライバーを利用可能な1系統のイーサネットポートに追加:

KNX用にデバイスドライバーを設定
KNX用にデバイスドライバーを設定

制御プロジェクトへのデバイスドライバーの追加を完了すると、すべての機能が提供され、Global Configuratorでボタンに容易に割り当て可能です。設定に必要なのは、各機能に対応するKNXグループアドレスだけです。

設定をさらに簡単にするために、指定されたグループアドレスでエイリアスを作成することができます。これにより、後から特定の機能を簡単に呼び出すことができ、グループアドレスを覚えておく必要がなくなります。

ボタンアクションの設定

KNX用のボタンアクションの設定

上記の例は、シーン呼び出しに関連付けられた設定済みのアクションを示しています。この場合、ボタンを押すと2つのアクションが同時に実行され、2つの異なるKNXグループアドレスの照明レベルが設定されます。

注:

  • すべてのKNXシステムは、Engineering Tool Software (ETS) を使用して設計、プログラム、および動作確認が行われます。
  • KNXグループアドレスは、KNXシステムインテグレーターから取得する必要があります。
  • レベル2とレベル3のグループアドレスの両方に対応しています(例:4/3/101、1/25)
  • KNXゲートウェイのプログラミングには、メーカー専用のソフトウェアが必要な場合があります。

エクストロンは以下のKNXゲートウェイに対応しています:

メーカー モデル
エクストロン KNX 100G
ABB IPR/S 2.1
ABB IPR/S 3.1
Elka/Insta RS-232/485-IP
Gira KNX IP-Router (2167 00)
Gira KNX IP-Schnittstelle (2168 00)
Intesis ASCII KNX Gateway
Intesis BACnet/IP Server - KNX
Schneider Electric KNX / IP-Router REG-K
Schneider Electric KNX / IP-Router REG-K (Tunneling)
シーメンス Desigo PXC

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