XTP SR HD 4K

スケーラー内蔵4K HDMIレシーバー
主な特長
  • ビデオ、オーディオ、双方向RS-232/IRおよびイーサネットを1本のシールド付きCATxケーブルで最長100 m伝送
  • 新開発のVector™ 4Kスケーリングエンジン
  • 640×480からUHD 3840x2160までの出力解像度を選択可能
  • WindoWall®モードによりビデオウォールの用途に対応
  • HDCP 2.3準拠
  • CATxケーブルによる給電機能
The Extron XTP SR HD 4K
製品名 機能・説明 製品番号
 XTP SR HD 4K HDMI対応スケーリングレシーバー 60-1524-02
 XTP SR HD 4K HDMI対応スケーリングレシーバー 60-1524-01 生産完了品

XTP SR HD 4Kは、ビデオ、オーディオ、双方向RS-232/IRおよびイーサネット信号を、1本のシールド付きCATxツイストペアケーブルで最長100 m伝送可能なレシーバーです。Vector™ 4Kスケーリングエンジンにより妥協のない高画質で最大4K解像度までの出力を選択可能です。HDCP 2.3に準拠、オンスクリーンメニューやHDMIからオーディオをディエンベッドしてデジタルS/PDIFまたはアナログステレオオーディオ信号として出力する機能および各種環境制御用リレーを装備しています。また、スケーリングレ���ーバーをXTP WindoWall®と使用して、フル画面表示と拡大表示をビデオウォール上に混在表示することが可能です。XTP SR HD 4Kはツイストペアケーブルにより受電可能、ディスプレイへの信号の長距離伝送および高画質なビデオのスケーリングが必要なXTP Systems®に最適です。

XTPツイストペアトランスミッターまたは出力ボードから信号を受信、エクストロンのフルデジタルテクノロジーを採用しており、最大4K解像度のビデオ信号をピクセル単位で伝送可能です。最大データレート10.2 Gbps、12ビットディープカラー、3DおよびHDロスレスオーディオフォーマットを含むHDMI 1.4の仕様に対応しています。機器間の互換性を確実にし最適な信号を伝送するためにバッファー付きDDCチャンネルを装備、ソースおよびディスプレイ間のEDIDおよびHDCP通信を継続的に維持します。

エクストロン独自のVector 4Kスケーリングテクノロジー

640×480からUHD 3840x2160までの出力解像度を選択可能です。Vector 4Kスケーリングテクノロジーを搭載、優れたスケーリング性能を発揮する独自の高精度処理アルゴリズムにより、クラストップの高画質なアップおよびダウンスケーリングを実現します。FILLおよびFOLLOWモードを選択して出力の最適なアスペクト比制御が可能です。FILLモードはフルスクリーン出力を行い、FLLOWモードは入力信号のオリジナルのアスペクト比を維持します。さらに、HDMI出力のカラースペースおよびカラーサンプリングを自動的に設定、接続されたDVIやHDMIディスプレーに確実に出力します。XTP SR HD 4Kスケラー内蔵XTPレシーバーは、ディスプレイに最適な解像度でコンテンツを出力しXTP Systemsのビデオ性能を向上するとともに、様々な入力ビデオ解像度に対応することによりシステムの互換性を最大限に高めます。

XTP WindoWallにより任意のアスペクト比のビデオウォールに対応

WindoWallモードによりXTP Systemsでビデオウォールに対応することが可能です。設定機能の拡張により、指揮・統制、緊急対策センターなどの用途にお使いいただけます。フル画面表示、複数のディスプレイにわたる拡大表示、またはこれらを組み合わせたイメージの表示が可能です。1台のXTPシステムで最大8台のビデオウォールに対応、またビデオウォール毎に8種類のプリセットを登録でき、イメージの配置を素早く容易に切り替えることが可能です。ドラッグによるサイズとレイアウトの設定、ベゼル補正、複数のプリセットなどの便利な機能がソフトウェアに追加され、効率的なセットアップが可能です。高額な費用がかかるカスタムプログラミングは不要です。

業務用AVシステムに対応

デジタルおよびアナログAV機器の統合を容易にするために、エクストロンの独自技術EDID Minder®およびKey Minder®を搭載しています。EDID Minderはソース機器およびディスプレイ間のEDID通信を自動的に管理し、ソース機器が正常に起動しディスプレイにコンテンツを確実に出力することを可能にします。Key Minderは、コンテンツ保護されたHDMIおよびDisplayPort信号の認証を行い、入出力機器間のHCDPによる暗号化を維持し、高速で確実なスイッチングを実現します。HDCP非対応のディスプレイにHDCPで暗号化された信号を送ろうとした場合、緑色のフルスクリーンのビデオ信号を出力して、そのディスプレイには保護されたコンテンツを表示することができないということを視覚的に通知します。

高画質ビデオに加え、XTP SR HD 4Kは同じ1本のケーブルでオーディオ信号の長距離伝送を実現します。HDMIにエンベッドされたオーディオの分配またはHDMIからオーディオをディエンベッドしてマルチチャンネルS/PDIFオーディオまたはバランス/アンバランスアナログステレオオーディオ信号として出力することが可能です。ボリューム調整およびミュート制御機能を装備、オーディオの正確な調整が可能です。これらの多彩なオーディオ伝送および制御機能により、システム設計の簡素化と離れた場所に設置した機器との配線の数の低減が可能です。

XTP SR HD 4KはRS‑232/IRインサーションポートを装備、1本のCATxケーブルを使用してAV機器の双方向制御が可能です。これにより、コントロールシステムと統合して離れた場所に設置されたディスプレイを容易に制御することが可能です。さらに、イーサネット伝送ポートを使用して10/100Base-Tイーサネットへのアクセスを拡張することが可能です。また、リレー2系統を装備、離れた場所に設置されたプロジェクターリフト、スクリーン等の操作が可能です。

XTP CrossPoint®マトリックススイッチャーからAVおよび制御信号を伝送しているのと同じツイストペアケーブルで給電可能、システム設計を簡素化します。トランスミッターに別途AC電源を用意する必要がないため、効率的な設置が可能です。高さ2.5 cm、1/2ラック幅の金属製の筐体に収容、CATxケーブルによる給電機能および薄型デザインにより、スペースの限られた場所に目立たずに設置可能です。

XTPシリーズ製品の伝送性能を最大限に発揮させるために、エクストロン検証済みのXTP DTP 24シールド付きツイストペアケーブル、RJ-45プラグ、ジャックおよびカプラの使用を推奨します。XTP DTP 24は信号帯域475 MHzに対応、高性能でノイズ耐性に優れたSF/UTPデザインを採用しており、4組のシールド無し24 AWGツイストペア導体が1つの編組シールドおよび箔シールドで被覆されています。

XTP Systems

XTP Systemsは、様々なデジタルおよびアナログAVフォーマットに対応するために必要なあらゆる機能を提供する、柔軟で信頼性の高いソリューションです。ローカル機器の接続および、1本のシールド付きCATxケーブルで高解像度ビデオ、オーディオ、RS-232、イーサネットおよび供給電源を最長100 m伝送することが可能、光ファイバーケーブルを使用すれば最長10 km伝送することがが可能です。すべてのシステムがHDCPに準拠しており、エクストロン独自のSpeedSwitch®を用いた、高速で信頼性の高いデジタルスイッチングが可能です。

XTP CrossPointマトリックススイッチャーはシステムの中心となる製品です。フレームサイズにより、4入力4出力から64入力64出力まで拡張可能なモジュール式マトリックスイッチャーです。入力ボードおよび出力ボードは、HDMI、SDI、DVI、VGA、アナログビデオおよびオーディオ信号を直接ローカルのソースおよびディスプレイ機器に接続することが可能です。またXTPトランスミッターおよびレシーバーと使用して、離れた場所に設置した入出力機器への信号伝送が可能ですまた、マトリックススイッチャーからCATxケーブルを使用して離れた場所に設置したXTP機器に電源供給が可能です。

オンラインツールのXTP System Builderを使用すれば、完全なシステム構成が容易に作成可能です。また、コンポーネントリスト、価格明細および見積もり依頼の印刷が可能です。また、製品納入後は付属のXTP System設定用ソフトウェアを使用して、短時間で容易に製品のセットアップおよび設定が可能です。

使いやすい制御機能により、すべてのXTP機器をコンピューターの1つのウィンドウに表示、システムのリアルタイムの設定、操作および監視が可能です。ホットスワップ対応モジュール式コンポーネントの採用と、様々なXTPトランスミッターおよびレシーバーおよびシステム連続監視機能により、厳しい条件下のシステムでもスムーズな連続運転が可能です。