XTP II CrossPoint 1600

SpeedSwitchテクノロジー搭載モジュール式デジタルマトリクススイッチャー
主な特長
  • 50 Gbpsデジタルバックプレーンは8K解像度に対応
  • New WindoWall®モードによりビデオウォールの用途に対応
  • 各種ツイストペアおよび光ファイバー入出力ボードをラインアップ
  • イーサネット制御ポートからのRS-232インサーション機能
  • XTPツイストペアトランスミッター、レシーバー、TouchLink Proタッチパネルに給電可能
  • オーディオのビデオ信号との連動または非連動の切り替え選択が可能
The Extron XTP II CrossPoint 1600
製品名 機能・説明 製品番号
 XTP II CP 1600 5U、8スロットフレーム ��問合せ下さい
 XTP II CP 1600 w/ RPS 5U、8スロットフレーム、リダンダント電源搭載 お問合せ下さい
 Remote Commissioning – XTP Systems XTP SYSTEMS設定・インストールリモートサービス お問合せ下さい
 Onsite Commissioning – XTP Systems XTP SYSTEMS設定・インストールオンサイトサービス お問合せ下さい
 XTP II CrossPoint 1600 Frame 5U、8スロットフレーム 60-1545-01 生産完了品
 XTP II CrossPoint 1600 Frame w/ RPS 5U、8スロットフレーム、リダンダント電源搭載 60-1545-11 生産完了品

XTP II CrossPoint 1600シリーズモジュール式デジタルマトリックススイッチャーは、ビデオ、オーディオ、双方向制御信号およびイーサネットのルーティングに比類ない高性能を発揮、将来の高解像度にも対応可能な統合ソリューションを実現します。50 Gbpsデジタルバックプレーンは、8Kビデオフォーマットに必要とされるデータレートに対応する帯域幅を提供します。システム統合を容易にするために様々なXTP®入出力ボードをラインアップ、ローカル機器の接続はもちろん、1本のシールド付きCATxケーブルまたは光ファイバーケーブルを使用した信号の長距離伝送にも対応します。HDCPに準拠しており、EDID Minder®、Key Minder®およびイーサネットからのRS‑232インサーション等導入に便利な多彩な機能を搭載しています。16入力16出力まで構成可能、高速なスイッチングおよび信頼性ならびにシステム監視および制御機能が必要な業務用AV環境に最適です。

XTP II CrossPoint®マトリックススイッチャーはローカルまたはリモートのA/V機器との4Kビデオ信号伝送に対応したXTP Systemの中心となる製品です。50 Gbpsのデジタルバックプレーンは、4K/60 Hz、4:4:4カラーサンプリング等の現行の高解像度ビデオに対応、新たなビデオフォーマットへの将来のアップグレードパスも提供します。モジュール式設計により用途に応じてカスタマイズが可能、入出力ボードを追加してローカル機器とのHDMI、DVI、アナログビデオおよびオーディオ信号の伝送や離れた場所に設置されているXTPトランスミッターおよびレシーバーとの信号の長距離伝送にも対応します。XTPボードはすべてホットスワップ可能、サービス停止することなくマトリックススイッチャーの保守や再構成が可能です。未使用のスロットは将来のシステム拡張に使用することができます。

XTP II CrossPoint 1600を使用したXTP Systems®システムは充実したオーディオ信号のルーティング管理機能を提供します。これらの機能にはアナログステレオオーディオとデジタルHDMIオーディオの統合、HDMIオーディオのエンベディッドおよびディエンベディッド、ビデオ信号との連動または非連動切り替えの選択を含みます。さらに、イーサネット、RS‑232およびIR信号を、4Kビデオおよびオーディオ信号を伝送するのと同じ光ファイバーまたはシールド付きCATxケーブルで伝送可能です。1本のケーブルで複数の信号の伝送に対応、効率的な機器の操作および制御ならびに配線の簡素化を可能にするとともに、必要なネットワーク接続口数を低減できます。

XTP CP Fiber 4K I/Oマトリックスボードは業界標準のLCコネクターを装備、マルチモードおよびシングルモードの2種類のモデルをラインアップしています。マルチモードモデルは、建物や施設内の中距離伝送に一般的に使用されるOM4 マルチモード光ファイバーケーブルに対応します。シングルモードモデルは長距離伝送用のシングルモードケーブルに対応します。

ツイストペアケーブル配線を使用するXTP Systemsは、4Kビデオ、オーディオ、制御およびイーサネット信号を1本のシールド付きCATxケーブルで最長100 m伝送可能です。システムの伝送性能を最大限に発揮させるためにエクストロン検証済みのXTP DTP 24シールド付きツイストペアケーブル、RJ‑45プラグ、ジャックおよびカプラの使用を推奨します。XTP DTP 24 は信号帯域475 MHzに対応、高性能でノイズ耐性に優れたSF/UTPデザインを採用しており、4組のシールド無し24 AWGツイストペア導体が1つの編組シールドおよび箔シールドで被覆されています。

マウスをクリックするだけで容易にシステムデザインが可能

オンラインツールXTP System Builderによりシステムのフルカスタマイズが可能です。マウスを数回クリックするだけで、マトリックススイッチャーのフレーム選択から始めて、XTPトランスミッター/レシーバーやアクセサリー、ケーブルを含む完全なXTP Systemの作成が可能です。システムの構成が完了するとカスタム製品番号が与えられ、選択したコンポーネントのリストが表示されます。また、コンポーネントリスト、価格明細および見積もり依頼の印刷が可能です。製品納入後は、付属のXTP System設定用ソフトウェアを使用して、短時間で容易に製品のセットアップおよび設定が可能です。

容易なセットアップおよび設定

XTP SystemsはA/Vシステムの設定、監視および操作用の便利で使いやすい制御ソフトウェアを付属しています。I/Oメモリプリセット、3色バックライト付きボタンを装備したQS‑FPC™ (フロントパネルコントローラール)を含むエクストロのマトリックススイッチャーの共通の機能によりシステムの設定および操作を容易にすることが可能です。

デジタルおよびアナログAV機器の統合を容易にするために、エクストロンの独自技術EDID Minder およびKey Minderを搭載しています。EDID Minder® (EDIDメモリ)機能により接続されたすべての入力ソースとのEDID通信を自動的に管理します。EDID Minderにより、ディスプレイのEDIDや予め用意されたEDIDを任意の入力に割り当てることが可能です。EDID Minderはすべてのソース機器とのEDID通信を自動的に管理し、ソース機器が正常に起動し適切な解像度でビデオをディスプレイへ出力することを可能にします。Key Minderは入出力機器間のHDCP認証と暗号化を維持して、確実なスイッチングを実現します。また、1つのソース信号を複数のディスプレーに同時に出力することが可能です。HDCP非対応のディスプレーにHDCPで暗号化された信号がルーティングされた場合、緑色のフルスクリーンのビデオ信号を出力して、そのディスプレーには保護されたコンテンツを表示することができないということを視覚的に通知します。

付属のソフトウェアを使用して、すべての機器との間のEDID通信のセットアップが可能です。マトリックススイッチャーおよび離れた場所に設置されたXTPトランスミッター/レシーバーを1つの画面に表示可能、1台のPCからすべてのXTP機器の制御とリアルタイムステータスの監視が可能です。

システム監視および制御

XTP II CrossPoint 1600はRS‑232、EthernetおよびフロントパネルUSBポートから制御が可能です。A/V信号を伝送するのと同じケーブルを使用して制御信号の伝送が可能、システム全体の柔軟な制御が可能です。マトリックススイッチャーのイーサネットポートから双方向RS‑232信号のインサーションが可能、XTPトランスミッターやレシーバーに接続されたリモート機器のRS232制御が可能です。

双方向RS‑232/IR信号インサーションポートが、XTP I/Oマトリックスボード、トランスミッターおよびレシーバーに装備されています。これらのポートにより、
例えばコントロールシステムからIR信号をXTP入力ボードに挿入することが可能です。IR信号はソース機器を制御するためにXTPトランスミッターに伝送されます。同様に、コントロールシステムからXTP出力ボードにRS‑232信号を挿入してXTPレシーバーに伝送し、ディスプレイ機器の制御に対応することが可能です。これらすべての柔軟な制御機能は、制御信号をAVおよびイーサネット信号を伝送するのと同じケーブルにより伝送することで利用可能です。その結果、ケーブル配線の簡素化と費用および工数の低減が可能です。

イーサネット伝送によるネットワークアクセスおよび機器制御機能の提供

XTPトランスミッター/レシーバーおよびXTP入出力ボードのXTP RJ-45またはLCコネクターには、それぞれイーサネットポートが1つずつ装備されており、10/100Base-Tイーサネット通信の集約が可能です。これらのポートを使用して、ネットワーク接続口やスイッチャーを追加することなく、マトリックススイッチャーから離れた場所に設置された機器に同じケーブルでイーサネットアクセスを拡張することが可能です。例えば、XTP入力ボードのイーサネットポートに構内LANを接続して、離れた場所に設置されたブルーレイプレーヤーにインターネットアクセスを提供することが可能です。コントロールシステム専用のLANをXTP出力ボードのイーサネットポートに接続して、離れた場所に設置したディスプレイを制御することが可能です。イーサネットによりネットワークやインターネットへの高速データリンクを提供し、Webや他のネットワーク資源に素早く容易にアクセスすることが可能です。

XTP入出力マトリックスボードのイーサネットポートは、共用の構内LANに接続してシステム制御とネットワークアクセスの両方を行うことも可能です。これによりコントロールシステムの機器を離れた場所に設置することが可能です。イーサネットを離れた場所まで拡張可能なため、ユーザーの要件や施設のITポリシーにしたがってLANアクセスを柔軟に提供することが可能です。

ツイストペアケーブル給電機能

ラックマウント可能な5U高の筐体に収められたXTP II CrossPoint 1600には、ホットスワップ可能なリダンダント電源搭載モデルをご用意、連続稼働が必要なシステムで連続運転を可能にします。導入を容易にするために、マトリックススイッチャーは、4Kビデオ、オーディオ、RS‑232/IRおよびイーサネット信号を伝送するのと同ツイストペアケーブルで、離れた場所に設置されたすべてのXTPトランスミッター/レシーバーに給電可能です。AV信号を伝送するCATxケーブルで制御および給電可能。

ホットスワップ対応モジュール式コンポーネントの採用と、様々なXTP入出力マトリックスボードおよびエクステンダーならびにシステム連続監視機能により、厳しい条件下のシステムでもスムーズな連続運転が可能です。