Quantum Ultra Connect

小規模から中規模システムに対応した4Kビデオウォールプロセッサー
主な特長
  • 最大8面のスクリーンで構成されたビデオウォールに対応する、費用対効果に優れた4K/60 HDMIビデオウォールプロセッサー
  • シングルパス、デュアルパスおよびクアッドパス4K信号に対応
  • 新開発のVector™ 4Kスケーリングエンジン
  • 400 Gbps HyperLane®ビデオバスを装備、比類ないリアルタイム性能を実現
  • RS-232、USB、イーサネットからダイレクトにフル制御が可能
  • 連続稼働が求められるシステムのために設計
The Extron Quantum Ultra Connect
製品名 機能・説明 製品番号
 Quantum Ultra Connect 84 8入力4出力 60-1898-11
 Quantum Ultra Connect 128 12入力8出力 60-1898-12
 LinkLicense Quantum Ultraモバイルコントロールアプリ用アップグレード お問合せ下さい
 リモートサポート – ビデオウォール リモートサポート – ビデオウォール お問合せ下さい
 オンサイトサポート – ビデオウォール オンサイトサポート – ビデオウォール お問合せ下さい
 Quantum Ultra Connect 84 8入力4出力 60-1898-01 生産完了品
 Quantum Ultra Connect 128 12入力8出力 60-1898-02 生産完了品

Quantum® Ultra Connect 84 Quantum Ultra Connect 128は、HDMI入力8系統と12系統を装備、4面から8面のディスプレイで構成されたシステムに対応します。Vector™ 4KスケーリングエンジンとHyperLane®高速ビデオバステクノロジーを採用、Quantum Ultraプロセッサーと同様の高画質のビデオスケーリングとリアルタイム性能を実現します。カスタム出力解像度、入出力イメージ回転、ベゼル補正などの機能により、ほとんどのディスプレイ機器に対応可能です。サイドバイサイド、オーバーラップ、ピクチャーインピクチャーなど、ウィンドウは柔軟に配置可能です。また、Key Minder®とSpeedSwitch® テクノロジーにより、HDCPで暗号化されたコンテンツの高速な切り替えを実現します。RS-232、USB、イーサネットインターフェイスによりコントロールシステムと直接接続が可能、専用の制御用コンピューターは不要です。

比類ないリアルタイム性能

Quantum Ultra Connectはエクストロン独自のHyperLaneテクノロジーを採用した高速ビデオバスを搭載、 他のビデオウォールプロセッサーでは実現が不可能なリアルタイム処理性能を発揮します。

HyperLaneビデオバスは最大スループット400 Gbpsを実現、4K/60、4:4:4カラーサンプリング等の現行の高解像度ビデオに対応しています。このテクノロジーは、入出力カード間の高速ビデオデータ伝送というただ1つの目的のために開発されました。この専用バスにより、システムの他の要素に左右されず、常に安定したパフォーマンスを発揮します。そのため、表示されるソースレイアウトによるフレームレートの変動も発生せず、スムーズな表示を実現します。

Vector 4Kスケーリングテクノロジー

Quantum Ultra Connectは、エクストロンの専任研究開発者によって作成されたエクストロン独自のVector 4Kスケーリングエンジンを搭載、クラストップの高画質なアップおよびダウンスケーリングを実現します。Vector 4Kエンジンは、エクストロンの多数の特許取得済みスケーリング技術に加え、最高のスケーリング性能を実現するための新たなイメージ処理アルゴリズムを実装しています。この技術により、ビデオおよびコンピュータービデオ信号のシャープで鮮明な4:4:4カラー処理および4K解像度へのアップスケールを行うと同時に、イメージのニュアンスやディテールを保ちながら4Kソース信号を小さなウィンドウまたは非4Kディスプレイ用にダウンスケールします。プリセット切換え時のシームレストランジション機能を装備、カットまたはフェードスルーブラックのトランジション効果を選択可能です。

入出力構成

Quantum Ultra Connect 84はIN4HDMIカードを2枚搭載、最大2K解像度のHDMI信号を8系統、最大4K/30解像度のHDMI信号を4系統、または 最大4K/60解像度の信号を2系統入力可能です。また、OUT4HDMI出力カードを1枚搭載、1~4系統の1024x768から4K/60解像度までの信号を出力可能です。

Quantum Ultra Connect 128はIN4HDMIカードを3枚搭載、最大2K解像度のHDMI信号を12系統、最大4K/30解像度のHDMI信号を6系統、または 最大4K/60解像度の信号を3系統入力可能です。また、OUT4HDMI出力カードを2枚搭載、2~8系統の1024x768から4K/60解像度までの信号を出力可能です。

システム構築に便利なEDID Minder®とHDCP認証機能により、信号ソースの統合が容易になります。カスタム出力解像度により、将来のディスプレイ技術やカスタムLEDウォールシステムに対応可能です。また、HDCP非対応のディスプレイにHDCPで暗号化されたコンテンツが出力された場合、そのディスプレイには暗号化されたコンテンツを表示することができないということを視覚的に通知します。

さまざまなディスプレイテクノロジーに対応

Quantum Ultra Connectの出力プロセッシングは高度に柔軟な設定が可能なため、ほとんどのタイプのディスプレイやシステムと使用可能です。ベゼル補正機能により、複数のフラットパネルディスプレイにまたがるコンテンツの自然な表示を実現します。縦置き(ポートレート)と横置き(ランドスケープ)のスクリーン設置方向に対応するために、出力回転機能を備えています。カスタム出力解像度により、現在および将来のディスプレイ機器に加えて、カスタムLEDウォールシステムに対応可能です。

高度な機能

娯楽施設からコラボレーションルームまで、Quantum Ultraの多彩な機能により、必要な情報を思いのままにビデオディスプレイに表示することが可能です。ディスプレイ上の任意の位置にウィンドウを構成し、HDMI入力を表示することができます。また、入力ソースを90度刻みに回転させることが可能です。ズーム機能により、ビデオソースの一部を拡大表示して監視を行うことが可能です。プリセット切り替え時にカットまたはフェードスルーブラックのトランジション効果を使用可能、さまざまな用途に高速でノイズのない、洗練されたプレゼンテーションを実現します。出力カード1枚あたり最大64のウィンドウを表示可能、同一ライブソースの単一または複数表示が可能です。 計算により生成される一連のテストパターンを搭載、システム設定およびディスプレイのセットアップが容易です。

セキュアな連続稼働

Quantum Ultra Connectは連続稼働が求められるシステムのために設計されました。エクストロン開発・製造のEverlast®電源1台を装備、安定した連続稼働を実現します。 また、SSDを装備、高速な起動とOSの安定稼働を実現します。コンポーネントに重大な障害が発生した場合は、システム管理者にEメールによる通知が可能です。

ウィルスの感染を防止するために、ビデオウォールプロセッサーの組み込みOSは書き込みが禁止されており、パスワード認証なしにファイルシステムへの変更はできません。これにより、電源投入時のウィルス感染やファイル改ざんの可能性を排除します。SSL通信プロトコルにより、エクストロンのVCSビデオウォール設定用ソフトウェアとQuantum Ultra Connect間の、システム設定や電子署名付きファームウェアアップデートのための接続を暗号化します。システムのイベントログは、ユーザーによるサイズの上限の設定とプロセッサーからのダウンロードが可能です。

システム設定および制御

Quantum Ultra Connectのセットアップとプリセットの設定は、ビデオウォールプロセッサーのリアパネルのUSBまたイーサネットポートに接続したPC上でVCSを使用して行います。ソフトウェア上で行った設定とプリセットの変更は、ビデオウォールプロセッサー上で自動的に同期が取られ保存されます。また、RS-232、USBまたはイーサネット経由でローカルまたはリモートのコントロールシステムと接続可能です。フル機能のコントロールプロトコルにより、プリセットおよびウィンドウソースの選択ならびにサイズ、位置、表示/非表示などのウィンドウの表示方法へのアクセスを可能にします。

直感的な操作が可能

Quantum Ultra用EMSにより、ワイヤレス環境から簡単操作のビデオウォール制御用アプリケーションを自由にアクセス可能です。Apple® iOS®、Google® Android™、Microsoft® Surface プラットフォームに対応しています。

プリセットの選択、ウィンドウ管理、ソース選択などの一般的な操作が、おなじみの指先のアクションで容易に可能です。このアプリケーションにより集中制御を行うことも、VCS - ビデオウォール設定ソフトウェアや IP Link® Proコントロールプロセッサー、TouchLink® Proタッチパネルなどのエクストロンのコントロールシステムとの同時使用も可能です。最大10台のモバイルデバイスからQuantum Ultra Connectシステムを制御可能です。ユーザー、デザイナー、管理者の3種類のアクセス権限により、運用上の役割を区分します。