Quantum Ultra

超広帯域4Kビデオウォールプロセッサー - HyperLaneビデオバス搭載
主な特長
  • 拡張可能な4K/60ビデオウォールプロセッシング機能により、あらゆる規模のディスプレイシステムに対応
  • モジュール式アーキテクチャーにより様々な入出力の要件に対応
  • 次世代解像度に対応可能な400 Gbps HyperLane®ビデオバスを装備、比類ないリアルタイム性能を実現
  • シングルパス、デュアルパスおよびクアッドパス4K信号に対応
  • 連続稼働が求められるシステムのために設計
  • Quantum Expansion IN、Quantum Expansion OUTカードにより複数のQuantum Ultraプロセッサーを連結して大規模システムを構築可能
The Extron Quantum Ultra
製品名 機能・説明 製品番号
 Quantum Ultra 305 3U、5スロットフレーム お問合せ下さい
 Quantum Ultra 610 6U、10スロットフレーム お問合せ下さい
 Quantum IN4HDMI 4チャンネルHDMI入力カード お問合せ下さい
 Quantum IN SMD 100 ストリーミングデコーダーカード お問合せ下さい
 Quantum Expansion IN 拡張入力カード お問合せ下さい
 Quantum OUT4HDMI 4チャンネルHDMI出力カード お問合せ下さい
 Quantum OUT4DTP 4チャンネルDTP出力カード お問合せ下さい
 Quantum Expansion OUT 拡張出力カード お問合せ下さい
 MPO MM 1m 拡張リンクケーブル 1 m お問合せ下さい
 MPO MM 10m 拡張リンクケーブル 10 m お問合せ下さい
 MPO MM 100m 拡張リンクケーブル 100 m お問合せ下さい
 LinkLicense Quantum Ultraモバイルコントロールアプリ用アップグレード お問合せ下さい
 Quantum 610 Power Supply Quantum Ultra 610交換用電源 お問合せ下さい
 Quantum 610 C Drive Quantum Ultra 610交換用Cドライブ お問合せ下さい
 Quantum 610 D Drive Quantum Ultra 610交換用Dドライブ(全モデル) お問合せ下さい
 リモートサポート – ビデオウォール リモートサポート – ビデオウォール お問合せ下さい
 オンサイトサポート – ビデオウォール オンサイトサポート – ビデオウォール お問合せ下さい
 Quantum 610 SBC Assembly Quantum Ultra 610交換用SBCユニット お問合せ下さい 生産完了品

Quantum Ultraモジュール式4Kビデオウォールプロセッサーは、高性能スケーリングエンジンを搭載、柔軟なウィンドウ構成が可能で、様々な用途にお使いいただけます。独自のVector™4Kスケーリングエンジンと、多数の高解像度ソース信号の処理が可能なHyperLane®ビデオバスを搭載、比類ないリアルタイム性能を発揮します。解像度や設置方向が異なるスクリーンで構成された最大20枚のキャンバスに1台のプロセッサーで対応可能、シンプルかつローコストで柔軟なシステムデザインが可能です。縦長(ポートレイト)および横長(ランドスケープ)方向の出力、オーバーラップ出力、ベゼル補正機能により、ほとんどの種類のディスプレイとご使用いただけます。RS-232、USBおよびイーサネットインターフェイスを装備、コントロールシステムと直接接続が可能です。柔軟なシステム構成、豊富な機能と高性能を実現したQuantum Ultraビデオウォールプロセッサーは、今後の高解像度も見据え、あらゆるビデオウォールシステムにお使いいただけるソリューションです。

比類ないリアルタイム性能

Quantum Ultraはエクストロン独自のHyperLaneテクノロジーを採用した高速ビデオバスを搭載、他のビデオウォールプロセッサーでは実現が不可能なリアルタイム処理性能を発揮します。

次世代解像度に対応可能なHyperLaneビデオバスは最大スループット400 Gbpsを実現、4K/60、4:4:4カラーサンプリング等の現行の高解像度ビデオに対応しています。最大20系統の4K/60 4:4:4ソース信号の同時伝送にも対応可能です。また、現在開発段階にある更なる高解像度信号や、それに伴いもたらされるハイダイナミックレンジ - HDR、より拡大されるカラー深度と色域に対応するために十分な帯域性能を備えています。HyperLaneバスは、入出力カード間の高速ビデオデータ伝送というただ1つの目的のために開発されました。この専用バスにより、システムの他の要素に左右されず、常に安定したパフォーマンスを発揮します。そのため、表示されるソースレイアウトによるフレームレートの変動も発生せず、スムーズな表示を実現します。

Vector 4Kスケーリング

Quantum Ultraは、エクストロンの専任研究開発者によって作成されたエクストロン独自のVector 4Kスケーリングエンジンを搭載、クラストップの高画質なアップおよびダウンスケーリングを実現します。Vector 4Kエンジンは、エクストロンの多数の特許取得済みスケーリング技術に加え、最高のスケーリング性能を実現するための新たなイメージ処理アルゴリズムを実装しています。これにより、ビデオおよびコンピュータービデオ信号のシャープで鮮明な4:4:4カラー処理および4K解像度へのアップスケールを行うと同時に、イメージのニュアンスやディテールを保ちながら4Kソース信号を小さなウィンドウまたは非4Kディスプレイ用にダウンスケールします。プリセット切換え時のシームレストランジション機能を装備、カットまたはフェードスルーブラックのトランジション効果を選択可能です。

柔軟なモジュール式アーキテクチャー

Quantum Ultraはモジュール式アーキテクチャーを採用、あらゆるシステムのニーズに対応します。1台のカードフレームに、ソースおよびディスプレイの要件にマッチした入出力カードを組み合わせて搭載します。複数のカードフレームを1つのシステムとして構成および動作させ、あらゆる規模のビデオウォールに対応することも可能です。

Quantum Ultra 610は、10スロットを装備した6U高のカードフレームで、任意の入出力カードを組み合わせて搭載可能です。堅牢な組み込み型OSは書込み保護されたSSDに格納されており、ホットスワップ可能なリダンダント電源は連続稼働に対応します。

Quantum Ultra 305は、5スロットを装備した3U高のカードフレームで、中小規模のビデオウォールに対応します。任意の入出力カードを組み合わせて搭載可能です。高速な起動を可能にするSSDおよび書込み保護された組み込み型OSを装備しています。

IN4HDMI入力カードは、4系統の最大2K解像度のHDMI信号、2系統の最大4K/30解像度のHDMI信号または1系統の最大4K/60解像度のソース信号に対応可能です。システム構築に便利なEDID MinderおよびHDCP認証機能により、信号ソースの統合が容易になります。

Quantum IN SMD 100入力カードは、IPカメラ、エクストロンのストリーミングメディアエンコーダーおよび他のH.264エンコーダーからの、1080p/60、1080p/30または標準解像度のストリームを、それぞれ4チャンネル、8チャンネルまたは16チャンネル同時にデコードすることが可能です。ONVIFのプロファイルSのビデオセクションに適合し、MPEG2、Motion JPEGおよびH.264ストリームに対応しています。

OUT4HDMIおよびOUT4DTP出力カードは、1~4系統の1024x768から4K/60解像度までの信号を出力可能です。カスタム出力解像度により、将来のディスプレイ技術やカスタムLEDウォールシステムに対応可能です。HDCP非対応のディスプレイにHDCPで暗号化されたコンテンツが出力された場合、そのディスプレイには保護されたコンテンツを表示することができないということを視覚的に通知します。

OUT4DTPは、DTP、XTPおよびHDBaseTツイストペア出力モードを選択可能です。対応するレシーバーと使用して、最長伝送距離100 mに対応します。OUT4DTPは、パワーインサーション機能により離れた場所に設置されたDTPレシーバーに電源を供給可能です。双方向RS-232/IRパススルーにより、ビデオ信号と共に制御信号を伝送してAV機器の制御が可能です。TelnetまたはSSHを使用してQuantum Ultraのイーサネット制御ポートにRS-232を挿入可能、別途コントロールプロセッサーのRS-232ポートを必要とせずに機器の制御が可能です。

同時に複数のビデオウォールとタイプの異なるディスプレイに対応

Quantum Ultraは柔軟に構成可能、ほとんどのタイプのディスプレイやシステムと使用可能です。さまざまな解像度のディスプレイを組み合わせて使用可能で��。出力オーバーラップ機能は、エッジブレンディング表示を行うプロジェクションシステムでの使用を容易にするとともに、大型LEDディスプレイの操作を簡素化します。ベゼル補正機能により、複数のフラットパネルディスプレイにまたがるコンテンツの自然な表示を実現します。出力回転機能により、縦置き(ポートレート)および横置き(ランドスケープ)のスクリーン設置方向に対応します。カスタム出力解像度により、現在および将来のディスプレイ機器に加えて、カスタムLEDウォールシステムに対応可能です。これらすべての機能を1台のQuantum Ultraプロセッサーに搭載、複数のビデオウォールを容易に制御可能です。

先進の機能

娯楽施設からコラボレーションルームまで、Quantum Ultraの表示機能により、必要な情報を思いのままにビデオディスプレイに表示することが可能です。ローカルソースからのHDMI入力、システムに保存された静止画像およびH.264やVNCストリームを含むネットワークコンテンツを、ビデオディスプレイ上の任意の場所にウィンドウを構成し表示可能です。ズーム機能により、ビデオソースの一部を拡大表示して監視を行うことが可能です。入力ソースおよび保存したイメージを90度刻みに時計方向または反時計方向に回転させることが可能です。また、SpeedSwitch®およびKey Minder®技術により、HDCPで暗号化されたコンテンツの高速な切り替えを実現します。プリセット切り替え時にカットまたはフェードスルーブラックのトランジション効果を使用可能、さまざまな用途に高速でノイズのない、洗練されたプレゼンテーションを実現します。Quantum Ultraに静止画ファイルを保存し、キーイングやアルファチャンネルを使用して表示可能です。内部で生成した時刻情報を、さまざまなフォーマットおよび複数のタイムゾーンで表示可能です。出力カード1枚あたり最大64のウィンドウを表示可能、同一ソースの単一または複数表示ならびに保存した画像およびクロックウィンドウの表示を柔軟に行うことが可能です。カスタムカラーのボーダーを自由にウィンドウに使用可能、ラウンドコーナー、ドロップシャドウ、点滅および透明化にも対応しています。ボーダータイトルおよびオーバーレイテキストを動的に設定してソース名や機密レベルを表示可能、コントロールルームの運用を向上します。計算により生成される一連のテストパターンを搭載、システム設定およびディスプレイのセットアップが容易です。

ストリーミングコンテンツ

Quantum Ultra 305およびQuantum Ultra 610カードフレームは、VNCクライアントセッションを直接デコードして、ネットワークに接続したPCのデスクトップをビデオウォール上のソースウィンドウに表示可能です。交通管制、保安等のフルモーションビデオを必要とする用途に、IN SMD 100入力カードは最大毎秒60フレームの複数のMPEG2、Motion JPEGおよびH.264ビデオストリームを同時にデコードして表示することが可能です。交通管制、保安等のフルモーションビデオを必要とする用途に、Quantum IN SMD 100入力カードは最大毎秒60フレームの複数のMPEG2、Motion JPEGおよびH.264ビデオストリームを同時にデコードして表示することが可能です。そのため、別途外付けのデコーダーは不要、システムのコストと複雑さを低減します。

エクストロン開発の高信頼性電源

Quantum Ultraは連続稼働が求められるシステムのために設計されました。Quantum Ultra 305は、エクストロン開発・製造のEverlast™電源1台を装備、安定稼働を実現します。Quantum Ultra 610は、ホットスワップ可能なエクストロンのEverlastリダンダント電源を標準装備、それぞれの電源ユニット専用に合計2系統のAC電源入力を装備、別系統の電源を使用することにより運用時の冗長性を高めることが可能です。両モデルとも書込み保護されたSSDを装備、Quantum UltraのOSのセキュリティーおよび安定稼働を実現します。セキュアな通信プロトコルにより、システム設定時の接続を暗号化します。システムの通信ポートおよびTCP/UDPポートは個別に有効化および無効化が可能です。コンポーネントに重大な障害が発生した場合は、システム管理者にEメールによる通知が可能です。

セキュアな連続稼働

Quantum Ultraは、米国の官公庁で使用するためのJITC (相互運用性テストコマンド)認証取得済みです。Quantum Ultraは、米国国防省情報ネットワーク認証済み製品リスト(DoDIN APL)に掲載、指揮統制、会議、トレーニングおよびブリーフィングルームシステムで使用するための相互運用性および情報保証の試験に合格済みであることを証明します。

ウィルスの感染を防止するために、Quantum Ultraの組み込みOSは書き込みが禁止されており、パスワード認証なしにファイルシステムへの変更はできません。これにより、電源投入時のウィルス感染やファイル改ざんの可能性を排除します。SSL通信プロトコルにより、VCSビデオウォール設定用ソフトウェアおよびQuantum Ultra間のシステム設定および電子署名付きファームウェアアップデートのための接続を暗号化します。システムのイベントログはローカルファイルとして保存され、ユーザーによるファイルサイズの上限設定およびプロセッサーからの直接のダウンロードが可能です。コンポーネントに重大な障害が発生した場合は、システム管理者にEメールによる通知が可能です。

システムの容易な拡張により大規模ビデオウォールに対応

Quantum Expansion INカードとQuantum Expansion OUTカードにより、複数のQuantum Ultraビデオウォールプロセッサーを連結可能、大規模なビデオウォールの設計、構築、運用が容易に可能です。1台のプロセッサーに出力カードを搭載し、もう1台のプロセッサーには入力カードを搭載して、プロセッサーを連結することが可能です。これらの2枚のカードは、3本の光ファイバーケーブルで連結されます。これにより、高速HyperLane®バスをプロセッサー間に拡張し、バスの共有と各入力ソースを全てのビデオ出力から出力することが可能になります。設定完了後プロセッサーは1台のシステムのように動作します。フロントエンドにスイッチャーや分配器は不要です。4組の拡張カードを使用して最大5台のプロセッサーを連結することが可能です。すべてのQuantum Ultraプロセッサーの出力はゲンロックされており、全出力の同期が保たれビデオのテアリングを防止します。

システム設定および制御

Quantum Ultraのセットアップおよびプリセットの設定は、リアパネルのUSBまたイーサネットポートに接続したPC上でエクストロンのVCSビデオウォール設定用ソフトウェアを使用して行います。大規模で高度なシステムの設定も容易に可能です。ソフトウェア上で行った設定およびプリセットの変更は、ビデオウォールプロセッサー上で自動的に同期が取られ保存されます。また、RS-232、USBまたはイーサネット経由で外部のコントロールシステムとダイレクトに接続可能です。フル機能のコントロールプロトコルにより、プリセットおよびウィンドウソースの選択ならびにサイズ、位置、表示/非表示、ボーダーおよびタイトル等のウィンドウの表示方法へのアクセスを可能にします。

直感的な操作が可能

Quantum Ultra用EMSにより、ワイヤレス環境から簡単操作のビデオウォール制御用アプリケーションを自由にアクセス可能です。Apple® iOS®、Google® Android™、Microsoft® Surfaceプラットフォームに対応しています。

プリセットの選択、ウィンドウ管理、ソース選択などの一般的な操作が、おなじみの指先のアクションで容易に可能です。このアプリケーションにより集中制御を行うことも、VCS - ビデオウォール設定ソフトウェアや IP Link® Proコントロールプロセッサー、TouchLink® Proタッチパネルなどのエクストロンのコントロールシステムとの同時使用も可能です。最大10台のモバイルデバイスからQuantum Ultraシステムを制御可能です。ユーザー、デザイナー、管理者の3種類のアクセス権限により、運用上の役割を区分します。

Quantum Ultra認定

エクストロンは、Quantum Ultraビデオウォールプロセッサーを業務用ディスプレイと使用した場合に、一貫して安定したソースコンテンツの表示が行われるように、主要ディスプレイメーカーと協力を行っています。さまざまなテストプログラムに合格したディスプレイは、Quantum Ultra認定済みとみなされます。Quantum Ultra認定の詳細についてはこちらから。