DTP3 CrossPoint 884

4K/60プレゼンテーションマトリックススイッチャー、8入力12出力から12入力8出力まで構成可能
主な特長
  • オールインワン4K/60マトリックススイッチャー + スケーラー + AEC機能搭載DSP + パワーアンプ + コントロールプロセッサー
  • 最大4K/60 @ 4:4:4カラーサンプリングに対応
  • Dante®オーディオネットワーク機能によりさまざまな拡張機能を提供
  • 設定可能なUSBオーディオインターフェイス
  • エネルギー効率に優れ、出力モードの設定に対応したDクラスパワーアンプを搭載したモデルをラインアップ
    • 100 W x 2 (4 Ω/8 Ω時)
    • 200 W x 1 (8 Ω、ブリッジ接続時)
    • 200 W x 1 (70 V/100 V時)
  • ユーザーインターフェイス用LinkLicense®に対応
The Extron DTP3 CrossPoint 884
製品名 機能・説明 製品番号
 DTP3 CrossPoint 884 スタンダードモデル 60-1696-01
 DTP3 CrossPoint 884 IPCP A コントロールプロセッサー、パワーアンプ 60-1696-12
 DTP3 CrossPoint 884 IPCP A LL コントロールプロセッサー、パワーアンプ、LinkLicenseユーザーインターフェイスアップグレード 60-1696-12A

DTP3 CrossPoint 884は、HDMIおよびDTP3入出力を装備した、入出力構成の変更が可能なマトリックススイッチャーです。AECを装備したオーディオDSP、パワーアンプ、コントロールプロセッサーを搭載したモデルもラインアップしています。大規模なAVシステムの統合に必要なすべての機能を3Uサイズの筐体に搭載、複数のディスプレイ、拡声機能およびAVシステム制御に対応します。DTP3ポートによりビデオ、オーディオ、電力、RS-232信号をシールド付きCAT 6Aケーブルで最長100 m伝送可能です。入力または出力に切り替え設定が可能なDTP3ポート4系統装備、8入力12出力から12入力8出力までのマトリックスの入出力構成が可能です。すべての入出力は最大解像度4K/60 4:4:4に対応しています。また、すべての出力は、シームレススイッチング、ロゴの挿入に対応したエクストロン独自のVector™ 4Kスケーリングテクノロジーを採用しています。DTP3 CrossPoint 884に搭載されたProDSP™オーディオデジタルシグナルプロセッサーは、Dante® オーディオネットワークやもう1台のエクストロンのDSPプロセッサーと接続して入出力の拡張が可能です。

DTP3 CrossPoint 884は単一の筐体から一般的なAVシステムの核となる機能のすべてを提供、設定によりさまざまな環境に対応可能です。10種類もの機器の機能をカバーすることが可能です。ラックスペースの節約に加えて、施設全体にわたるシステム設計の統一や、さまざまな環境への導入が容易に可能です。さまざまな用途に使用可能なフル機能のプレゼンテーションマトリックススイッチャーとして、公共施設や企業内スペース、教育用の多目的ルームや分割ルームなどでの、複数のディスプレイへのコンテンツの配信に最適です。

エクストロン独自のVector 4Kテクノロジー搭載多機能マトリックススイッチャー

4K/60解像度4:4:4カラーサンプリングに対応、DTP3 CrossPoint 884は、PC、メディアプレーヤー、カメラ、最大自然解像度4Kまでのディスプレイの効率的な統合を可能にします。クラス最高レベルのアップ/ダウンスケーリング性能を備えたエクストロン独自のVector 4Kスケーリングエンジンを搭載、最適な画質を実現します。すべての出力は高解像度信号をシャープで鮮明に4Kにアップスケールすると同時に、イメージの重要なディテールを保ちながら4Kソース信号を非4Kディスプレイ用にダウンスケールします。

すべてのスケーラー出力はさまざまなトランジション効果を使用可能、プロフェッショナルレベルのソーススイッチングを実現します。スイッチングを行う前のソースの最後の画像をフリーズし、その画像をフェードアウトしながら新しいソースをフェードインするフリーズ/フェードやカットスルーブラック、フェードスルーブラック等が使用可能です。さらに、会社のロゴ等のカスタムグラフィックをプレゼンテーションに挿入可能です。

入力または出力に切り替え設定が可能なI/Oポートにより最大限の設計柔軟性を実現

入力または出力に切り替え設定が可能なI/Oポート4系統を装備、8入力12出力から12入力8出力までのマトリックス構成に対応します。入力または出力に切り替え設定が可能な4系統のDTP3 I/Oポートと入出力間のマトリックススイッチングにより、役員会議室、講堂、展示、ライブイベントなどの複数のディスプレイを使用したシステムの要件に対応するさまざまな設計が可能になります。DTP3 CrossPoint 884の柔軟な信号のルーティングと確実なビデオスイッチングにより、 1台で複数の用途に対応可能です。また、システムの要件の変化に応じてシステムの機能を再構築することができる独自の柔軟性を提供します。

ローカルおよび離れた場所に設置されたソースおよびディスプレイに対応

DTP3 CrossPoint 884は固定の入出力を搭載 -  HDMI入力6系統と切り替え可能なHDMI/DTP3入力2系統、HDMI/DTP3ミラー出力6系統、HDMI出力2系統を装備しています。また、任意の組み合わせで入力または出力として設定可能なDTP3ポート4系統を装備しています。DTP3入力は、会議テーブル、演台、持ち込みPC用のコネクターが設置されたウォールプレートなどの離れた場所にあるトランスミッターから信号を受信することができます。DTP3のスケーラー出力により、ラックに設置されたDTP3 CrossPoint 884から、壁付けのディスプレイの背面、または天井取り付けプロジェクターまたは壁付け短焦点プロジェクターの上方などに設置されたDPT3レシーバーに信号を伝送することが可能です。対応するすべての解像度を圧縮せずに伝送、最高の画質と無遅延を実現します。HDMI出力は室内のモニターまたは他のローカルモニターやディスプレイの接続に最適です。

XTP CrossPointシリーズマトリックススイッチャーと使用可能

DTP3トランスミッターやレシーバーに加えて、XTP®マトリックススイッチングシステムと使用して、デジタルビデオ、エンベディッドオーディオを最長100 m伝送することが可能です。これは、AV信号の集中配信インフラと、ローカルでAVスイッチングやプロセッシングを行う多数のプレゼンテーションルームが存在する施設規模のAVシステムに最適です。それぞれの部屋のDTP3 CrossPointプレゼンテーションマトリックススイッチャーは、メイン機器ラックまたはキャビネットに設置されたXTP II CrossPointまたはXTP CrossPointマトリックススイッチャーに接続して共有のAVリソースにアクセスしたり、それぞれの部屋からプレゼンテーションを施設内の複数の場所に伝送することが可能です。

HDBaseT対応出力

各DTP3出力からHDBaseT™対応ディスプレイに、デジタルビデオおよびエンベディッドオーディオを1本のシールド付きCAT 6Aケーブルで最長100 m伝送するよう設定可能です。双方向RS‑232制御信号の伝送を含む場合もあります。

容易なソースの統合、確実な動作および高速スイッチング

DTP3 CrossPoint 884はHDCP 2.3に準拠しており、HDMIの確実なスイッチングを行います。HDMIソースおよびディスプレイの統合を容易にするとともに最大の性能と信頼性を発揮するために、エクストロンの独自機能EDID Minder®、Key Minder®およびSpeedSwitch®を搭載しています。EDID Minderはディスプレイおよびソース機器間でEDID通信を自動的に管理し、ビデオを適切なフォーマットで確実に出力します。Key Minderはコンテンツ保護されたHDMI信号の認証を行い、入出力機器間のHCDPによる暗号化を維持し、高速で確実なスイッチングを実現します。また、SpeedSwitch技術により、HDCPで暗号化されたコンテンツの高速な切り替えを実現します。

オーディオシステムとの完全な統合が可能

DTP3 CrossPoint 884の各モデルは、DMP 128 PlusやDMP 64デジタルオーディオプロセッサーと同じフル機能の高性能オーディオシグナルプロセッサー - ProDSP™を搭載しています。エクストロン独自のProDSPは高性能な64ビットフローティングポイントDSPエンジンをベースにすべてを新規設計、広いダイナミックレンジに対応しクリッピングを防止します。また、ProDSPは24ビット/48 kHzサンプリングの高性能オーディオコンバーターを採用、原音に忠実な信号処理を実現します。

ProDSPは、オーディオのエンベッド/ディエンベッド機能や、ダッキング、フィードバックサプレッション、ダイナミクス、イコライザー、ディレイ、ファントム電源を備えたマイク/ラインミキシング機能を制御するパワフルで設定が容易なツールを完備しています。エクストロンのDSP Configurator Proソフトウェアを使用して、DSPとオーディオ拡張バス機能のフルサポートが可能です。

DTP3 CrossPoint 884はエクストロン開発の会議用AEC機能を搭載しています。AECは効果的な遠隔会議を行うために不可欠な機能で、すべての会議参加者が明瞭で自然なコミュニケーションを行うことを可能にします。最新のアルゴリズムを採用したエクストロンのAECは、両サイドの会議参加者が同時に発言したダブルトークの状態やワイヤレスマイクを使用したような場合でも、エコーの収束が高速で、最大限の明瞭度が得られます。

USB-Cリンクはオーディオ送受信機能を備えた標準的なUSBサウンドカードのように、PCとの間にオーディオインターフェイスを提供します。USBオーディオインターフェイスの入出力を、0x6、2x4、4x2、6x0または2x2に設定可能です。

DTP3 CrossPoint 884 IPCP Aは、出力モード設定対応200 WクラスDパワーアンプを装備しています。設定可能な出力モードには、100 W x 2 (8Ω/4Ω時)、200 W x 1 (8Ω、ブリッジ接続時)、200 W x 1 (70 V、ブリッジ接続時)、200 W x 1 (100 V、ブリッジ接続時)が含まれます。エクストロンの独自の特許技術CDRS™ (Dクラスリップル抑制)を採用、入力信号に忠実でスムーズでクリーンなオーディオを出力します。

Danteオーディオネットワーク

DTP3 CrossPoint 884はリダンダントDanteギガビットイーサネットポートを装備、32系統の入力と32系統の入力に対応します。これにより幅広いネットワークオーディオ機器と拡張機能に対応、インターネットプロトコルを使用して大規模なオーディオマトリックスの構築が可能です。プライマリーポートはPoEに対応、対応するDante機器への電源供給が可能です。

高性能コントロールプロセッサー搭載モデルをラインアップ

DTP3 CrossPoint 884 IPCP Aは、セキュアな3ポートAV LAN専用スイッチとPoE標準イーサネットポート1系統を装備した、IPCP Pro 360MQ xiコントロールプロセッサーを搭載しています。AV LANスイッチは、AV機器の制御専用で、外部からのアクセスや侵入からAV機器を保護します。高い処理能力と多数の制御ポートを装備、すべてのソース機器やディスプレイ、照明、ブラインド、スクリーン、在室センサー等を含むAVシステム全体を制御可能です。環境制御はDTP3 CrossPoint 884 IPCP Aのリアパネルに装備された4系統のリレーを使用して行われます。各リレーは24V DC、最大1Aの電流を供給します。TouchLink® Proタッチパネルを、さまざまなスクリーンサイズの卓上型、ウォールマウント型およびCable Cubby®ケーブル収納ボックス型の幅広いラインアップからお選びいただけます。TouchLink ProタッチパネルをLANポートに接続するだけで、完全なAVコントロールシステムを構築可能です。

IPL EXP I/Oシリーズコントロールシステム拡張インターフェイスにより、コントロールポートや機能をシステム内の必要な場所に容易に追加することが可能です。ネットワーク経由で制御、監視、アクセスが可能です。これらのコンパクトな拡張ソリューションは、いずれも堅牢な1U高、1/4ラック幅の筐体に収容、各種ポートと取り付け方法を提供します。

DTP3 CrossPoint 884 IPCP AはLinkLicense®に対応、短時間に低コストでエクストロン製品に強力な機能を追加可能です。ユーザーインターフェイスアップグレード用LinkLicenseを購入すれば、モバイルデバイスやPCをメインの制御インターフェイスとして使用可能です。これによりAV制御方法を拡大して、BYOD (Bring Your Own Device)の利便性を向上することが可能です。LinkLicenseはユーザー毎のライセンスではなくシステム毎のライセンスを採用しているため、後からの追加コストは発生しません。

ローカルおよびリモート機器に対する多彩な設定および操作方法

さらに、分かりやすいGUIを備え、操作が容易なエクストロンのPCS - 製品設定用ソフトウェアを使用して設定が可能です。わかりやすいGUIを備え、容易に操作が可能です。このソフトウェアにより、短時間でセットアップおよび設定を行い、リアルタイムで操作や監視を行うことが可能です。また一度に複数台のエクストロン製品の設定を行うことが可能です。

コントロールプロセッサーを搭載した他のDTPマトリックプロセッサー同様、DTP3 CrossPoint 884 IPCP Aは、Global Configurator®(グローバルコンフィグレーター)ソフトウェアを使用して、容易に設定が可能です。Global Configuratorの最新バージョンは、条件付きロジック、ローカル変数およびマクロ等の強力で高度な機能を備えています。システムの電源オンやソース選択からビデオ会議の管理に至る複雑な操作まで、さまざまな機能を提供します。

Global Configurator Professionalは、DTP2 CrossPoint 82 PCPを別のIP Link Pro xiプロセッサーとまとめて大規模なコントロールシステムを実現するコントローラーグループ機能により、いまだかつてない拡張性を提供します。この機能を複数のシステム、部屋または各国に分散した施設の制御にお使いいただけます。また、サーバーベースのGlobalViewer® Enterpriseを使用すれば、施設、建物、キャンパスまたは世界各地の事業所に設置したDTP3 CrossPoint IPCP Aシステムの監視および管理が可能です。GlobalViewer Enterprise (GVE)は、中央からの強力な施設規模のスケジュール、監視およびヘルプデスク機能の実現を可能にします。iGVEを使用すると、Apple® iPadによるリモート監視、制御が一層容易に可能です。

USB、RS-232、イーサネットを通じて設定および制御が可能です。また、DTP3 Crosspoint 884はフロントパネルコントロールを装備、各入出力に別々のボタンを割り当て、ラックから容易で直感的な操作が可能です。

柔軟な給電方法

各DTP3ポートからツイストペアケーブルに電力を挿入し、接続されているエンドポイントに電源を供給可能、別途ACアダプターの接続は不要です。プレゼンテーションマトリックススイッチャーがXTP®またはHDBTモードに設定されている場合は、電源のリモート供給機能は使用できません。さらに、PoE+を2系統のAV LANポートから提供、TLP Proタッチパネルに電源を供給可能、PoEをプライマリーDanteポートから提供します。