AXP 64 C AT 生産完了品

AECおよびDante搭載6入力4出力オーディオ拡張プロセッサー
主な特長
  • マイク/ラインレベル入力6系統にDanteネットワークからオーディオ伝送対応
  • 独立した4系統のAECチャンネルを装備
  • 入力4系統にFlexInput機能を装備、アナログ入力またはDante入力を選択可能
  • Danteからラインレベルへの出力4系統
  • Danteオーディオネットワークは幅広い拡張性を提供します
  • 4ポートギガビットスイッチ内蔵
The Extron AXP 64 C AT
製品名 機能・説明 製品番号
 AXP 64 C AT 6入力4出力オーディオ拡張プロセッサー 60-1499-01 生産完了品

この製品は生産完了しました。

AXP 64 C ATオーディオ拡張プロセッサーはマイク/ライン入力6系統、ライン出力4系統を装備、離れた場所に設置されたDante®-対応オーディオシステムと接続可能です。マイク/ラインソース6系統をDanteオーディオネットワークに入力し、Danteオーディオチャンネル4系統をパワーアンプや他のオーディオ機器にルーティング可能です。ProDSP™を搭載、すべての入出力にゲイン、フィルターおよびダイナミクスのシグナルプロセッシングを行うことが可能です。入力4系統にAEC(アコースティックエコーキャンセラー)、48Vファントム電源およびマイク専用制御ポートを装備しています。FlexInput機能により、入力1-4系統でDanteチャンネルを選択することが可能です。1台または連結された複数のAXP 64 C ATと中央の機器ラックの接続は1本のイーサネットケーブルで可能、それぞれの入出力機器から機器ラックまで個別に配線を行う必要が無く、時間と費用を大幅に節約します。

離れた場所に入出力とプロセッシング機能を追加

AXP 64 C ATはバランスまたはアンバランスアナログオーディオ入力6系統を装備、うち4系統に48Vファントム電源を供給可能、24ビット/48kHzの高性能A/Dコンバーターでデジタル化してDante経由で出力可能です。独立したAEC(アコースティックエコーキャンセラー)チャンネル4系統も装備、最新のアルゴリズムを採用したエクストロンのAECはエコーの収束が高速で、最大限の明瞭度が得られます。Danteオーディオネットワークの信号を離れた場所でプロセッシングするために、入力1-4系統にネットワーク上の任意のDanteチャンネルを選択することが可能です。DSPオーディオシグナルプロセッサーを各入力チャンネルに搭載している点で、従来の入力拡張装置やブレークインボックスとは明確に一線を画しています。離れた場所にブレークインボックスを設置したり、中央のA/V機器ラックにDSP機器を別途追加する必要がないため、入力のチャンネルの追加を大幅に簡素化し費用を低減します。

すべての入力はDanteネットワークに直接ルーティングされ、DMP 128 Plus ATまたはDMP 128 C P AT等のあらゆるDante対応機器にルーティング可能です。プリプロセッシング信号が必要な会議用システムでは、入力1-4系統からフィルター処理だけを行ったAEC処理前の信号をDanteネットワークに出力可能です。

AXP 64 C ATはDanteチャンネル4系統をラインレベルに出力可能です。これにより、オーディオをDanteネットワークから、サウンドシステムに伝送可能です。ラインレベル信号に専用のフィルター、ダイナミクスおよびディレイのプロセッシング機能を提供、ローカルオーディオ出力の最適化が可能です。

��数のAXP 64 C ATまたはAXP 50 C ATを使用して、DMP 128 Plus AT 1台あたり最大48系統のリモート入力と24系統の出力に対応したミキシングマトリックスを構築可能です。それぞれのAXPシリーズ製品は標準のIPプロトコルを使用したイーサネットで接続、オーディオシステムの拡張と配線が大幅に簡素化されます。Danteネットワークの使用で、1本1本のマイクからの長いアナログ配線が不要となり、システムへのノイズの混入の心配もなくなります。さらに、複数のAXPシリーズ製品とDMP 128 Plus ATを内蔵4ポートギガビットスイッチでネットワーク接続することが可能です。 

FlexInput機能

AECを装備したAXP 64 C ATの4系統の入力はFlexInput機能を提供、ローカルのマイク/ライン入力の代わりにDanteチャンネルのルーティングを行うことが可能です。この柔軟な入力選択機能によりDanteネットワーク上のどこからでも、離れた場所にあるワイヤレスマイク、ウォールプレートその他のソースからのオーディオをプロセッシングすることが可能です。

テーブル下やラックに容易に設置可能

コンパクトな1U高1/2ラック幅の筐体は、マイク等のソース機器の近くの会議テーブルの裏やキャビネットの中または離れた場所にあるオーディオの伝送先に設置可能です。別売りのUTSシリーズアンダーテーブルシェルフシステムやMBU 123マウントキットをご使用いただけばテーブル下や天板裏に容易に設置可能です。

アコースティックエコーキャンセラー搭載

会議システム用に4系統の独立したアコースティックエコーキャンセラー(AEC)を搭載しています。AECリファレンス信号はDanteネットワーク経由でDMP 128 Plus C ATから受信することができます。AECは効果的な遠隔会議を行うために不可欠な機能で、すべての会議参加者が明瞭に聞き取れる自然なコミュニケーションを可能にします。それぞれのAECチャンネルにノイズキャンセル機能を使用することが可能です。TV会議において両者が同時に発言したようなダブルトーク状態や、ニアサイドでワイヤレスマイクを使用したような場合、AEC処理は困難です。エクストロンのAECは、エコーの収束が高速で、従来AEC処理が困難であった状況でも最大限の明瞭度が得られます。

DSP Configurator™ソフトウェアを使用して、AECとノイズキャンセル機能のセットアップを簡単に行うことができます。分かりやすいインターフェイスは、リアルタイムでERL(エコーリターンロス)、ERLE(エコーリターンロスエンハンスメント)およびTER(トータルエコーリダクション)のレベルを計測することが可能です。ERLがエコーキャンセルに最適な範囲を外れた場合は、随時アラートが表示されます。オプション設定には、音響反射や反響が多い環境でAECの性能を最大限に発揮するための、NLP (non-linear processing)の微調整が含まれます。

入力信号の柔軟なルーティング

4系統の各入力毎にプリプロセッシングとポストプロセッシング両方の入力信号をDanteネットワークへルーティング可能なDSPアーキテクチャーを採用しています。残りの2系統の入力はDanteネットワークにポストプロセッシングの入力信号をルーティングします。これにより、録音、聴覚補助システムまたは拡声器用途に使用するマイク入力信号のプロセッシングを限定しながら、会議システムには様々なプロセッシングに加えAEC処理を行うことが可能です。フィルターブロックをプリプロセッシング出力の前に配置、低周波ロールオフを使用して息や風によるノイズを低減したり他のEQ設定を適用しながら、AECはバイパスすることが可能です。会議システムではファーサイドに自然な音声を届けるために、AEC処理に加えてダイナミクスやEQが必須です。

ProDSP

エクストロン独自のProDSPは、高性能な64ビットフローティングポイントDSPエンジンを使用して1から開発されており、幅広いダイナミックレンジを実現しクリッピングを防止します。また高性能24ビット/48kHzオーディオコンバーターを採用、原音に忠実な信号処理を実現します。ProDSPは、レベル、AEC、ダイナミクスおよびフィルターなどを装備した、多機能かつ高性能なオーディオプラットフォームです。 

使いやすいDSP Configurator(DSPコンフィグレーター)ソフトウェア

ProDSPの設定はDSP Configuratorソフトウェアにより行います。画面に表示される柔軟なレイアウトから、各入出力のゲイン、フィルターおよびダイナミクスに加えて入力1-4系統のAEC機能を含むAXP 64 C ATのすべてのデジタルオーディオプロセッシング機能を容易に設定可能です。プロセッシングブロックおよび信号の伝送経路を含むオーディオシステム全体の設定を一目で確認することが可能です。

Danteオーディオネットワーク機能

Danteテクノロジーにより、標準のインターネットプロトコルを使用してLANにオーディオシステムを拡張することが可能です。内蔵のギガビットイーサスイッチにより、複数のAXPシリーズ製品とDMP 128 Plus ATを接続して、より大規模な低コストのオーディオマトリックスを構築することが可能です。Danteテクノロジーは、1つのギガビットイーサネットリンクで、512入力、512出力の24ビット/48kHzオーディオ信号を低遅延で伝送可能です。さらに、設定によりAXP 64 C ATはプライマリおよびリダンダントDanteオーディオネットワークに対応することが可能です。

エクストロンのAXP 64 C ATを含むDante対応製品をセットアップするにはDSP Configuratorソフトウェアに加えてDante Controllerソフトウェアが必要です。Dante Controllerを使用すれば、AXP 64 C ATの出力をDMP 128 Plus ATや他社の機器に容易にルーティング可能です。また、Danteコントローラーを使用して、ネットワークからDanteチャンネルをAXP 64 C ATのデジタル入力4系統にアサインしてプロセッシングおよびローカルのサウンドシステムへのルーティングを行うことが可能です。また4系統のAEC用のリファレンス入力をAXP 64 C ATにアサインすることも可能です。

制御

内蔵の4ポートギガビットスイッチ経由で容易に設定および制御が可能です。任意のポートを制御専用に設定することが可能です。入力1-4系統にデジタルI/Oポートを装備、マイクのミュート/アンミュート制御、タリーLEDの点灯等が可能です。