
-
Everlast -
Pro AV Sound & Video Contractor 2023年ベイスト・イン・マーケット受賞
超柔軟 超低発熱 超高効率
ウルトラ 高性能200 Wマルチゾーンパワーアンプ

XPA Ultra FXシリーズは、柔軟性に優れた8/4チャンネルマルチゾーンパワーアンプです。1台をさまざまな構成にセットアップ可能、複数の種類のスピーカーを含む大規模なシステムに対応します。8 Ω、4 Ω、70 V、100 V仕様のスピーカーを同時に使用可能です。さらに隣接するチャンネルペア間で、出力パワーをダイナミックに配分することが可能、システム要件に応じて必要なパワーを必要なエリアに供給します。XPA Ultra FXパワーアンプはエクストロン独自のInstaWake+™テクノロジーを採用、スタンバイ状態からフルパワー状態に5 ms以内に復帰可能です。これにより、オーディオがカットされることを防ぎます。魅力的なニューデザインのファン冷却方式の筐体は、洗練されたハイテク空間の一部として設置することも、目に触れないようにラック内に設置することも可能です。通気用のスペースの確保も不要です。
XPA Ultra FXパワーアンプは、タイプや電力レベルの要件が異なるスピーカーを使用するマルチゾーンシステムに最適なソリューションです。
Ultra FXパワーアンプの特長
XPA U 2008 FX


-
積み重ねて設置可能な1U高エンクロージャー
ラック内に自由に積み重ねて設置可能、低温動作を維持しながらスペースの節約を可能にします。
-
ファン冷却方式(フロントからリアへの空気流)
取り外しと清掃が容易なエアフィルターにより、効率的な空気流が維持されます。
-
フロントパネルLEDインジケーター
保護、信号、電源、温度上昇時のLEDインジケーターによりセットアップとトラブルシューティングが容易です。
-
Auto Standby
オートスタンバイ25分以上無入力信号状態が続くとスタンバイモードに移行、消費電力を低減します。
-
InstaWake+
5 ms以内にオートスタンバイモードから復帰、オーディオがカットされることを防ぎます。


-
チャンネルごとに出力モードを設定可能
チャンネルごとに出力モードを8 Ω、4 Ω、70 V、100 Vに設定可能、またハイパスフィルターを70 V/100 Vモードで使用可能です。
-
柔軟な電力配分
隣接する奇数と偶数のチャンネルペア間で電力が共有され、必要な場所に必要な電力が提供されます。
-
回り止め付き埋め込み式レベル調整トリマー
リアパネルに装備、いたずらを防止するとともに、レーザー刻印された目盛りとLED信号インジケーターにより再設定が容易です。
-
リモートスタンバイ
リモートスタンバイ機能により、不使用時にXPA Ultra FX部制御でスタンバイモードに切り替え可能、運用コストを低減します。
InstaWake+
以下の図はInstaWake+テクノロジーの利点を示しています。XPA Ultra FXは5 ms以内にスタンバイモードから復帰します。他のDクラスパワーアンプは通常出力モードへの復帰に最大数百msを必要とします。アナウンス用のシステムではすべての言葉が重要です。オートスタンバイ機能によるエネルギーの節約を維持しながら、InstaWake+オーディオがカットされないようにすることが可能です。
出力モードをチャンネルごとに設定可能
チャンネルごとに独立して出力モードを8 Ω、4 Ω、70 Vまたは100 Vに設定可能です。これにより、以下の図のように1台のXPA Ultra FXパワーアンプで任意のタイプのスピーカーを使用するマルチゾーンシステムに対応、セットアップを容易にすると同時に費用とスペースを節約します。

柔軟な給電方法
チャンネルペア間で、出力パワーを配分することが可能です。各チャンネルは接続されたスピーカーに必要なパワーを供給します。以下の図のマルチゾーンシステムでは、1台のパワーアンプが複数のスピーカーゾーンの電力要件に対応するために使用されています。

システム図
このマルチゾーンシステムでは、AVソースのプロセッシングがDMP 128 Plus C V ATデジタルオーディオマトリックスプロセッサーによって行われ、XPA U 2008 FX 8チャンネルパワーアンプにルーティングされます。各ゾーンは、適切な台数のSF 26CT LP 2ウェイシーリングスピーカーによりカバレージが提供され、必要な出力パワーが70 Vの出力モードに設定されたXPA U 2008 FXの各チャンネルから供給されます。ステレオプログラムコンテンツは、8 Ω出力モードに設定された2系統のチャンネルに接続された2台のSM 28壁取り付け型スピーカーで再生されます。同時に単一の低インピーダンスチャンネルに接続された2台のSF 8CT SUB天井埋め込み型サブウーファーにより低音を増強します。このコンパクトながらもパワフルなシステムは、さらにロビー用に70 Vシーリングスピーカーを備え、パワーアンプの残りのチャンネルでドライブしています。
高度な技術により高効率と長寿命を実現
-
Everlast電源
最先端のテクノロジーと最高レベルの品質の部品を使用、実証された高い信頼性と低消費電力により運用コストを低減します。
-
部品の選択と配置
長寿命のコンデンサーを使用して、高熱源から離れた場所に配置することにより、製品の寿命を延ばすことができます。

-
熱放出
高温の部品には最大限のサイズのヒートシンクを備えており、部品レベルの故障を大幅に低減しています。
-
ファン冷却方式
低回転、静音動作の高品質、長寿命ファンは、敏感な部品を冷却し寿命を延ばします。
-
高効率
XPA Ultra FXパワーアンプは業界トップレベルの高効率で動作、冷却費用と必要なエネルギーを低減します。
XPA Ultra FXの特許
オーディオ関連特許を含むエクスロトン広範な特許権の蓄積は、独自技術の開発によって実現しました。XPA Ultra FXパワーアンプは、エクストロンの以下の特許技術を駆使しています。これらの技術により、他のメーカーにはまねのできない、性能と信頼性における優位性をお客様にご提供いたします。

Dクラスパワーアンプの心臓部である三角波発生器は、オーディオ帯域ノイズ成分を含んでいます。このテクノロジーによりノイズ成分を大幅に低減し、オーディオのノイズフロアを下げることが可能です。
エクストロンのDクラスパワーアンプに搭載されている電源コンバーターは、電源内部で使用する寿命の短いコンデンサーの数を低減しながら、より正確な電源供給のためのエネルギー変換を可能にします。
エクストロンのソフトスイッチング設計は、電力のロスを低減しパワーアンプの効率を向上します。