Symantec

エクストロンのXTP、DTP、VN-Matrix、Quantum Ultraによりシマンテックエクスペリエンスセンターの顧客エンゲージメントを促進

XTP SystemsとQuantum Ultraプロセッサーは機動的な設計を可能にします。AVインテグレーターにとって、AVメーカーが機器に最大限の機能を装備することを目指すと同時に、実際の案件での技術の利用にも対応してくれことは、新鮮で歓迎すべきことです。

EOS IT Solutionsシニアプロジェクト マネージャー Andrew Anderson

課題

サイバーセキュリティーのグローバルリーダーであるシマンテックコーポレーションは、自社のパワフルなブランドストーリーを紹介するとともに、ネットワークにおけるリスクと次世代ソリューションを顧客に紹介することを希望しました。この目的のために、本社にシマンテックエクスペリエンスセンターを開設しました。センターにはテクノロジーに合わせて進化が可能な総合的システムソリューションが必要となりました。

ソリューション

センター内25箇所のカンファレンスルーム、会議室、デモルームのシステム要件には、高性能AVスイッチング・配信、4Kプレゼンテーション、ストリーミング機能が含まれていました。設計は、コンピューター、モバイル機器、Apple® TV、ビデオ会議フィード、ワイヤレス通信などのソースに対応します。各部屋には、55インチから98インチまでの1台または複数台のディスプレイ機器が備わっています。施設全体に設置されたデジタルサイネージは、放送ソースやストリーミングメディアのコンテンツを表示します。

SymantecはEOS IT Solutions (EOS)にセンターのAVシステムの設計とインテグレーションを任せました。各システムにはXTP II CrossPoint®モジュール式マトリックススイッチャーまたはDTP CrossPoint 4KプレゼンテーションマトリックススイッチャーとXTP®/DTP®トランスミッター、レシーバーが含まれ、信号の伝送距離を延長します。ストリーミングシステムには、80台以上のVN‑Matrix 250シリーズAVストリーミングエンコーダーとデコーダーが含まれ、ビデオウォールへの出力にはQuantum Ultra 610ビデオウォールプロセッサーが使用されています。3箇所の役員会議室にはエクストロンのHC 404会議室コラボレーションシステムが装備されています。AVシステムの制御のために、エクストロンのTLP Pro 1720TG TouchLink® Pro 17インチタッチパネルが、独立型または内蔵型のIP Link® Proコントロールプロセッサーに接続されています。

XTPとDTPは高性能な設計と柔軟性を実現

分割式カンファレンスルーム内での信号のスイッチングと配信にはエクストロンのXTP II CrossPoint 3200 32入力32出力マトリックススイッチャーを使用し、メインロビー、ウエルカムラウンジ、デモルームのシステムには4台のXTP II CrossPoint 1600 16入力16出力マトリックススイッチャーを使用しています。これらのマトリックススイッチャーはAVコントロールルーム内にラックマウントされています。またこれらには、信号のローカル配信のために4K HDMI入力ボードと出力ボードが組み合わせて搭載されています。XTPトランスミッター/レシーバーとマトリックススイッチャーの間の信号の長距離伝送のためにXTP CP 4Kツイストペア入力ボードと出力ボードが使用されています。オーディオ信号もオーディオシステムにルーティングされています。XTPマトリックススイッチャーのモジュール式設計により、部屋の要件にマッチしたシステムを柔軟に設置することが可能でした。

DTP CrossPoint 4Kシリーズ10入力8出力マトリックススイッチャーとと8入力4出力マトリックススイッチャーで、中規模から小規模のさまざまなコンファレンスルーム、ブリーフィングルーム、会議室内でのAV信号のスイッチングと配信を行っています。DTP CrossPointの選定理由は、同シリーズが1つの筐体でシマンテックの用途や性能要件を満たすことができたからです。要求された機能には、シームレススイッチングに対応した4Kスケーリング、DTPによるCATxケーブルを使用した最長100 mの信号伝送、ステレオオーディオとマイク/ライン入力に対応した内蔵オーディオDSPプロセッサー、内蔵コントロールプロセッサーが含まれています。エクストロンのVector™ 4Kスケーリングテクノロジーは、高精度30ビットプロセッシングを使用して4:4:4カラーサンプリングを維持、各スケーラー出力からの正確なカラーと画像のディテールを実現します。シームレススイッチングトランジションとロゴ挿入機能により、プレゼンテーション効果の向上と企業のブランドイメージの訴求が可能です。DTP CrossPoint 4Kシリーズは完全一体型AVシステムを提供し、システム構築の簡素化と総所有コストの低減を実現しました。

Quantum Ultraビデオウォールプロセッサーにより、目の覚めるような美しいサイバーセキュリティーデモとプレゼンテーションを実現

2ウェイ分割スペース、大型カンファレンスルームのうちの2箇所、2箇所のデモルーム、1箇所のブリーフィングルームとウェルカムラウンジにはそれぞれ4x2ビデオウォールが備わっています。その他にも、メインロビーに3x3のビデオウォールが、多目的エリアに2セットの2x2ビデオウォールがあります。サイバーセキュリティーの専門家がビデオウォールを使用して、さまざまな状況とシマンテックのソリューションをウィンドウレイアウトで説明します。データはさまざまなタイプやフォーマットのビデオ信号で伝送されます。コンテンツには、放送フィード、コンピューターデータ、ストリーミングビデオに加えて、顧客やビジターが持ち込むメディアもあります。

多目的エリアの2セットを除くすべてのビデオウォールへの出力には、エクストロンのQuantum Ultra 610モジュール式4Kビデオウォールプロセッサーが1台ずつ使用されています。それぞれのQuantum®プロセッサーは、そのスペースの要件に合った入力カードと出力カードを組み合わせて搭載しています。Quantum Ultraプロセッサーの高速で正確なソースキャプチャー、Vector 4Kスケーリング、予測可能なリアルタイム性能は、施設内で必要とされる情報に富み見ごたえのあるさまざまなコンテンツのために重要でした。

VN-Matrixストリーミングシステムによりビジターのエクスペリエンスを向上

Symantecのシステムには、エクストロンのVN‑Matrix®と20台のVNE 250エンコーダー、55台のVND 250デコーダー、2台のVNM Enterprise Controllersを使用したリアルタイムAV over IPストリーミングシステムが含まれています。ネットワークAVシステムの構築実績、HDCP準拠、VN‑Matrixが提供する優れた画質に基づいてその採用が決定されました。VN‑Matrixシステムに組み込まれたPURE3®コーデックにより、さまざまな自然解像度とアスペクト比という課題に低遅延で容易に対応することが可能です。VN-Matrixの複数のコンポーネントは、標準のレイヤ3ネットワーク経由でシームレスに動作して、ビデオストリームのルーティングとエンドポイントやデイスプレイのそばで受信を行います。エンコーダーには、それぞれ特定のチャンネルに合わせた20台の高解像度衛星チューナーからのフィードが入力されています。例えば、VNE 1とVND 50はESPNを表示します。それぞれのデコーダーは1台以上のエンコーダーとバーチャルに接続(結合を作成)することができます。ユーザーフレンドリーなインターフェイスにより、素早く容易にチャンネルの選択が可能、VNM Enterprise Controllerはそれぞれの伝送先へのストリームの配信を管理します。また、リダンダントコントローラーにより、接続と通信を維持します。VN‑Matrixシステムはマルチキャストネットワークストリーミングとウェーブレット映像圧縮技術を利用して感動的なAV体験を提供します。

成果

シマンテックエクスペリエンスセンターは12カ月で完成し、シリコンバレー随一のエグゼクティブビジネスサイトとみなされています。業界をリードするセキュリティーストラテジストや専門家、あらゆるレベルのエンドユーザー間のコラボレーションをサポートすることに成功しています。エクストロンのテクノロジーをベースにしたAVシステムにより、最新の脅威に関する情報、セキュリティーに関する知見と保護技術のイノベーションを容易に共有することが可能です。

「エクストロンを選定したのは、専門的な設計支援、他社製品と使用可能な汎用性の高い製品、プログラミングの容易さ、プロジェクトの前、期間中そしてアフターまでカバーした技術的サポートなどの理由からです。エクストロンはプロジェクトの期間を通してすべての期待を上回り、当事者間で本当のコラボレーションを実現し、シマンテックの最新のエクスペリエンスセンターに最大限の成果をもたらすことができました。」(EOSシニアプロジェクトマネージャーAndrew Anderson氏談)