6x4 ProDSPデジタルオーディオマトリックスプロセッサー
- マイク/ライン入力6系統、AEC機能装備
- USBオーディオインターフェイス
- コンパクトなハーフラックサイズ
- Dante、VoIP搭載モデルをラインアップ
DMP 64 Plus
6x4 ProDSPデジタルオーディオマトリックスプロセッサー
DMP 64 Plus シリーズデジタルオーディオマトリックスプロセッサーは、ハーフラックサイズのコンパクトな筐体に、AECに対応したDSP入力6系統を装備しています。柔軟なミキシングマトリックス、USBオーディオインターフェイス、6x4アナログ入出力を装備しており、信号を容易に接続してルーティング可能、システムの様々な要件に対応します。ATモデルはPoE+機能により受電可能、32x16 Dante入出力により一般的なアレイマイクなど、様々なDante機器に対応します。また、Vモデルはコラボレーションシステムに8系統のVoIP回線を提供します。また、オーディオコントロールパネル用ACPバス、DTP CrossPoint®や他のデジタルオーディオマトリックスプロセッサーとの双方向デジタルオーディオ接続用拡張ポート、オーディオファイルプレーヤー8ユニット、設定可能なマクロ機能を装備しており、様々な小規模システムでご使用いただけます。
AEC (アコースティックエコーキャンセラー)
DMP 64 Plusシリーズはエクストロン開発の会議用AEC機能を搭載しています。AECは効果的な遠隔会議を行うために不可欠な機能で、すべての会議参加者が明瞭で自然なコミュニケーションを行うことを可能にします。各モデルとも、独立した6系統の高性能AECを搭載、ノイズキャンセル機能も利用可能です。TV会議において両者が同時に発言したようなダブルトーク状態や、ニアサイドでワイヤレスマイクを使用したような場合、AEC処理は困難です。最新のアルゴリズムを採用したエクストロンのAECは、エコーの収束が高速で、このような場合でも明瞭さを最大限に高めます。
DSP Configurator™ソフトウェアを使用して、AECとノイズキャンセル機能のセットアップを簡単に行うことができます。分かりやすいインターフェイスは、リアルタイムでERL(エコーリターンロス)、ERLE(エコーリターンロスエンハンスメント)およびTER(トータルエコーリダクション)のレベルを計測することが可能です。ERLがエコーキャンセルに最適な範囲を外れた場合は、随時アラートが表示されます。また、DSPテンプレートを、AECのセットアップに最適なルーティングのひな形としてお使いいただけます。反響や残響が多い環境でAECのパフォーマンスを最適化するために、NLP(ノンリニアプロセッシング)を設定することが可能です。
Dante接続機能
Danteを搭載したDMP 64 Plus ATモデルはDante Domain Manager に対応、LAN経由で様々な規模のDanteデジタルオーディオ伝送に対応可能です。1台のDMP 64 Plus ATモデルは、ネットワーク経由で16系統のデジタルオーディオ出力および32系統のデジタルオーディオ入力が可能、一般的なDante対応マイクを容易に接続することができます。2ポートギガビットスイッチ内蔵、他のDante対応機器とシンプルで低コストなオーディオシステムの構築が可能です。さらに、DMP 64 Plus ATモデルはプライマリーとリダンダント(予備系統)構成のDanteオーディオネットワークに対応するように設定可能です。また、AES67にも対応しています。Danteに対応したエクストロンのオーディオ機器のネットワークをセットアップするには、Dante ControllerソフトウェアとエクストロンのDSP Configuratorソフトウェアが必要です。
PoE (Power over Ethernet)機能
Danteネットワーク接続機能に対応したATモデルはPoE+により受電可能です。
FlexInput
DMP 64 Plusが装備する6系統のメインDSPチャンネルは すべてFlexInputソースの選択が可能、任意のDante入力、拡張オーディオ入力、6系統のマイク/ライン入力のうちの1系統をメインDSPチャンネルにルーティング可能です。これにより、任意のオーディオソースを、AECを含むフル機能のDSPでプロセッシング可能です。
VoIP (Voice over IP)機能
DMP 64 Plus Vモデルは、個別の回線または共有回線として設定可能な、広帯域コーデックに対応した8系統のSIP 2.0 VoIP回線を装備しており、ローカル会議システムにも対応しています。VoIPシステムと使用可能、DMP 64 PlusシリーズのVモデルはいずれも、最大8部屋に個別の回線または共有回線を提供することが可能です。
USBオーディオインターフェイス
USBオーディオインターフェイスを装備、PCと接続してソフトウェアコーデックやコンピューターオーディオに対応します。
オートミキサー
ゲートモードまたはゲイン共有モードを選択可能なオートミキサーを装備、最大8グループのマイク信号を管理することが可能です。ゲートしきい値、レベルを下げる量およびタイミングはチャンネル毎に設定可能です。マイク入力がゲートオフされた際に音が唐突に途切れるような不自然さを軽減することができます。使用するマイクの数が2倍になった場合、マイクの信号レベルを均一に減衰して全体のサウンドの変化とハウリングの可能性を最小限に抑え、システムゲインを自動的に半減します。また、同時使用するマイク数を設定する代わりにゲイン共有モードを使用すれば、すべてのマイクをゲートオンして自然なマイクミックスを実現することができます。
2台のProDSPプロセッサーの連結によるパワフルなルーティング
DMP EXP拡張ポートを使用して、2台のエクストロンのDSPオーディオプロセッサーを1本のシールド付きCAT 6ケーブルで連結することが可能です。これにより、2台の間に16チャンネルの双方向24ビット/48 kHzのハイレゾデジタルオーディオ拡張バスが提供され、入出力信号処理およびルーティングが拡張されます。この、機器間の16入力16出力拡張I/Oチャンネル伝送は、2台のProDSPオーディオプロセッサーを使用した高度なI/Oおよび信号管理によるオーディオミックスの作成を可能にします。拡張ポートはDTP CrossPointマトリックススイッチャーにも装備されています。これにより、DMP 64 Plusとの間に16入力16出力のI/Oチャンネル伝送を実現し、DTPシステムが利用できるオーディオ入力を追加すると同時に、オートミキシングやAEC (エコーキャンセラー)、VoIP (Voice over IP)等の機能を追加することが可能です。
柔軟な制御方法
いずれのモデルも、ACPポートを装備、エクストロンのオーディオコントロールパネルを使用することが可能です。オーディオコントロールパネルにより、フル機能のコントロールシステムを必要としないオーディオシステムにおいて、ボリューム調整、ソース選択、プリセット呼出を低コストで実現可能です。また、DMP 64 PlusはRS-232、イーサネットまたはUSB経由で設定および制御が可能です。各モデルともデジタルI/Oポートを装備しており、マイク動作やミュート等のリモート制御が行えます。
ProDSP
エクストロン独自のProDSPは高性能な64ビットフローティングポイントDSPエンジンをベースにすべてを新規設計、広いダイナミックレンジに対応しクリッピングを防止します。また、ProDSPは24ビット/48kHzサンプリングの高性能オーディオコンバーターを採用、高品位の信号処理を実現します。ProDSPは、レベル、適応型ゲイン、オートミキシング、ダイナミクス、フィルター、ディレイ、ダッキング、ラウドネス、フィードバックサプレッション、AECなどを装備した、高性能で設定が容易なツールを満載しています。
使いやすいDSP Configuratorソフトウェア
ProDSPの設定は、DSP Configuratorソフトウェアにより行います。柔軟なスクリーンレイアウトにより、すべてのデジタルシグナルプロセッシングツールに容易にアクセスすることができます。プロセッシングブロック、ミキシングマトリックス等のオーディオシステム全体の状況を画面上から一目で確認することが可能です。
特長
-
通気(フロント~リア部)
横方向に並べて、または上下に複数ユニットを設置可能
-
FlexInputチャンネル6系統
AEC、フィルター、ダイナミクス、オートミキシングを含むフルDSP機能を装備
-
コンパクトなハーフラックサイズ
より少ないラックスペースやテーブル下に容易に設置可能
-
柔軟なミキシングマトリックス
任意の入力をいずれかまたはすべての出力にルーティング可能
-
デジタルI/Oポート
マイク動作やミュート等のリモート制御が可能
-
アナログオーディオ入出力
従来のアナログ機器接続用に入力6系統、出力4系統を装備
-
拡張ポート
他のDMPまたはDTP CrossPointとの双方向デジタルオーディオ接続を提供
-
32入力16出力Danteオーディオネットワーク機能
Dante Domain ManagerおよびAES67に対応(ATモデル)
-
ACPバス
ACPシリーズオーディオコントロールパネルを接続して、ボリューム調整やプリセット/マクロの呼び出しが可能
-
コントロールシステムとの接続
RS-232やネットワーク経由でDSP機能を外部から制御
-
VoIP対応
SIP (Session Initiation Protocol) 2.0に対応したVoIP回線は8系統を装備(Vモデル)
-
USBオーディオインターフェイス
コンピューターベースの会議コーデックやオーディオ録音/再生機能とのデジタル接続を提供
システム図
Zoom Roomオーディオ
Zoomを装備したこのコラボレーションルームでは、オーディオプロセッシングをDMP 64 Plus C V ATで行い、ソース機器とディスプレイはHC 404システムで接続しています。2台のDante卓上アレイマイクはDMP 64 Plus C V ATにイーサネットで接続され、AECを含む会議機能に必要なすべてのプロセッシングが行われます。ユーザーは必要に応じて、Zoom Webポータルと専用のVoIPサーバーを切り替えることが可能です。システム全体がエクストロンのTLP Pro 1025Tタッチパネルによりネットワーク経由で制御されています。XPA U 1002-70Vパワーアンプが、SF 26CT 2ウェイシーリングスピーカーをドライブして、高性能なミックスマイナスオーディオ再生を行います。
Chrome
Firefox
Edge
Safari