エクストロンの誇るオーディオ特許技術

 
エクストロンのオーディオテクノロジー特許

Dクラスリップル抑制 - CDRS

MPAシリーズ、およびXTRAシリーズパワーアンプに採用されている、エクストロンのCDRS™(Dクラスリップル抑制)テクノロジーは3件の特許技術から成り立っています。この技術による最大の改善ポイントはEMI干渉の低減です。

一般的なDクラスパワーアンプの出力波形には高周波キャリアが重畳しています。高周波キャリアは、長いスピーカー配線がアンテナとなってEMI放射を発生し、システム動作に影響を与えるなど、問題の原因になる場合があります。リップル抑制により高周波キャリアの大部分を除去することが可能なため、システムに対する干渉を防ぎ、 入力信号を忠実に再現した出力波形が得られます。

エクストロンのオーディオテクノロジー特許

Dクラスパワーアンプ・ソフトスイッチング

クストロンのソフトスイッチングテクノロジーは、Dクラスリップル抑制テクノロジーとの相乗効果でスイッチング時の電力ロスを低減します。この技術により通常の動作条件におけるエネルギー効率がさらに向上します。

ソフトスイッチングはDクラスコンバーターのアイドル損失を低減します。通常、Dクラスパワーアンプのゼロクロス付近の狭い範囲のみで動作しますが、 ソフトスイッチングを行う範囲を拡大すれば、オーディオ信号の多くの部分をカバーすることができる半面、EMI放射の問題が生じやすくなります。これに対して特許技術のリップルステアリングを使用することにより、EMI放射の問題を解決することができるため、オーディオ信号の大部分で効率を向上させることができます。

エクストロンのオーディオテクノロジー特許

Dクラスパワーアンプ・パワーコンバーター

エクストロンのDクラスパワーアンプではパワーコンバーターに同期整流器を使用して、正負整流出力のエネルギー伝達効率を改善します。この技術により、寿命の短いコンデンサーの数を低減しながら、クリッピングポイントまでリニアなパワー供給が可能になります。

Dクラスパワーアンプでは、電源回路が出力段から還流する電流の影響を受けて電源電圧が変動し、オーディオ信号に悪影響を与える場合があることが知られています。両チャンネルのオーディオ入力信号により電源の出力エンベロープが変動し、入力に無関係の周波数成分が発生します。一般的にはコンデンサーの追加によりこの影響を部分的に緩和することができますが、 エクストロンの特許取得テクノロジーでは、双方向のエネルギー流を制御し、電源をより理想的なDC電圧源として動作させます。同時に、コンデンサーの使用数を削減でき、製品の長寿命化に貢献します。

エクストロンのオーディオテクノロジー特許

低ノイズ三角波発生器

この技術によりノイズフロアが低減されます。

三角波発生器は、Dクラスパワーアンプの心臓部です。三角波発生器は、オーディオ可聴帯域のノイズ成分を含んでいます。これはクローズドループフィードバックにより、低ノイズオペアンプと同程度まで低減することが可能です。

エクストロンのオーディオテクノロジー特許

Dクラス回路の帯域拡張

この技術によりCDRS™ (Dクラスリップル抑制)をさらに進化させ、 高域周波数におけるTHDの低減を可能にします。

Dクラスパワーアンプの帯域は、スイッチング周波数により制限されます。Bクラスパワーアンプ相当の帯域を得ようとしても、大幅に効率が低下するため現実的ではありません。例えば、スイッチング周波数以上の帯域に対してエラー補正を行おうとすると、リップル成分が多いため、非現実的な程大きなエラー補正回路が必要となり、一般的なDクラスパワーアンプには実装できません。しかし、リップルステアリング技術により、エラー補正回路は格段に小規模になり、パワーアンプへの実装が容易になります。

エクストロンのオーディオテクノロジー特許

SpeedMountスピーカーマウントシステム

エクストロン独自のSpeedMount®スピーカーマウントシステムは、工期に合わせてマウントプレートとスピーカー本体を独立して設置することで作業の分別が可能です。まず準備段階において、スピーカーケーブルを通線し、マウントシステムまたはシーリングスピーカーのエンクロージャーを設置します。最終段階でAVシステム構築担当者が、スピーカーユニットをウォールマウントエンクロージャーまたは吊天井用エンクロージャーに取り付けます。

従来のスピーカーシステムの設置には、通常様々な部品を使用し多くの手順が必要となります。SpeedMountシーリングスピーカーおよび壁取り付け型スピーカーの特許技術ツーピースデザインは、部品点数や作業工数を低減し効率的なオーディオシステムの構築を可能にします。この特許技術により時間と費用の節約、そしてスピーカー設置作業の簡素化を図ることができます。特に大規模プロジェクトなどにおいては、工期の短縮、部品点数の削減および大幅なコストの節約を可能にします。

エクストロンのオーディオテクノロジー特許

Flat Fieldテクノロジー

FF 120、FF 120TおよびFF 220Tシーリングスピーカーに採用されている、エクストロン独自のFlat Field®テクノロジーは、従来のスピーカーのカバレージパターンで見られる、スピーカーの真下に集中しがちな中高域の音圧を分散します。この技術により、リスニングエリア内へ均一な音圧でオーディオ再生を可能にします。

従来のスピーカーの設計では、全てのリスナーに対して均一な音圧によるオーディオ提供には限界があり、克服しなければならない課題がありました。リスナーがスピーカーの中心軸から60度ずれた位置に座っている場合、スピーカーの真下と比較すると音圧レベルが12 dBも減少します。その解決策として、スピーカーを増設したり、レベルを上げるなどして、すべてのリスナーに十分な音圧レベルを確保することが必要になります。その結果、スピーカー数や費用が増大すると同時に、スピーカーの真下の音圧レベルが過大になってしまうこともあります。Flat Fieldテクノロジーは、双曲線グランドプレーンと最適化したグリルの組み合わせにより、軸外における音圧低下を補正し、カバレージエリア全体にわたり均一な音圧レベルを提供します。